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どうして産後にヨガをするのがいいの??

今回はなぜ私が、出産後のママには”産後ヨガ”をやっていただきたいのかをお伝えします。

なぜ”ヨガ”なのか。

それは、

  1. 骨盤ケア、体幹ケアが必須!なこと

  2. 赤ちゃんのお世話は前屈みで猫背姿勢になりやすく、肩こりや腰痛などを引き起こしやすいこと

  3. 慣れない育児、ホルモンバランスの影響、睡眠不足などによって自律神経が乱れたり心が不安定になりやすい時期であること

です。

一つ一つもう少し詳しく書いていきます。


1.骨盤ケア、体幹ケアが必須!なこと


赤ちゃんをお腹の中で10ヶ月育み、
出産をしたママの身体は全治2ヶ月の交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージを受けていると言われます。

妊娠中、お腹の中で大きくなる赤ちゃんを支え、
産道を作るために骨盤周りの靭帯が緩み、
骨盤底筋なども負担がかかり、ダメージもうけています。

また、妊娠中は動きが制限されるので、
体幹(*インナーユニット)が弱くなりやすいです。
 *インナーユニットとは、体幹を支えるインナーマッスル(腹横筋、横隔膜、骨盤底筋、多裂筋のことです。)

出産をしたママの身体は全治2ヶ月の交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージを受けていると言われます。
そんな状態で24時間体制での子育てが始まり、
ママ自身のケアを後回しにしていると、

尿漏れ
恥骨痛
腰痛
便秘
姿勢の崩れ
子宮脱(子宮が膣口から外に飛び出してしまう)
下腹ぽっこりお腹
平べったいお尻

などが起こり、
今は大丈夫と思っても産後からケアしておかないと、
将来更年期に入りホルモンバランスの影響や筋力の低下で上記のトラブルが出やすくなってきてしまいます。


産後ヨガでは、
産後の経過に適切な骨盤ケア、体幹(インナーユニット)をケアするアーサナ(ポーズ)や呼吸法を行いながら進めていきます。




2.赤ちゃんのお世話は前屈みで猫背姿勢になりやすく、肩こりや腰痛などを引き起こしやすいこと

産後は、授乳、おむつ替え、お風呂、おもちゃで遊ぶなど
全てにおいて前屈みの姿勢が多く、猫背になりやすくなります。

そのまま数十分同じ姿勢でいたり、
気がついたらそのままうとうと寝てしまっていたり…

そんな生活が続いていると、肩こりや腰痛を引き起こしやすくなります。

ママの中には、背中や肩がガチガチすぎてもう自分ではわからなくなってしまっている方もいらっしゃいます。
なかなかご自身に意識を向ける時間もないのだと思います。

産後ヨガでは胸を開いたり背骨を動かすことで
肩こりや腰痛を改善、予防していきます。

また、ヨガは自分の身体や心、呼吸に意識を向けることも大切にします。
そうすることで、ご自身を労り、大切にすることができるようにもなります。



3.慣れない育児、ホルモンバランスの影響、睡眠不足などによって自律神経が乱れたり心が不安定になりやすい時期であること


"産後うつ”という言葉もあるように、
そこまではいかなくても出産後は
急な環境変化、慣れない育児、ホルモンバランスの影響、睡眠不足などによって
イライラが増えたり、不安が高まったり。
心が不安定になりやすくなります。

ヨガは、身体だけでなく、心にもアプローチできるものです。

ヨガの呼吸や背骨を動かすアーサナ(ポーズ)を行うことは、
自律神経を整え、心の安定にとても効果があります。


このように、"産後ヨガ”は、産後のママの身体だけでなく、心にも作用します。

ヨガやったことないから今から始めるなんて、、
という方も大丈夫!
産後ヨガはヨガが初めての方でも無理なく行っていただけますし、
産後の経過やその方の身体の状態にも合わせていきます。

ご自身の身体や心を元気に保ち、前向きに子育てを楽しんでいきましょう♪
ママの笑顔は、家族の笑顔💕

お読みいただきありがとうございました☺️


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