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ガワはウチに現れる〜ゴミ拾いに参加〜

ひょんなことから、このハイパー忙しい最中にもボランティアに参加する機会があり、ゴミ拾いをしてきました。あまりにも唐突にチャンスが訪れたので、おののきつつも、チャレンジしてみた私の気持ちの変化を残しておこうと思います。

チャンスは突然に


それはいきなりやってきました。
押し付けなどはなく、今から行くけど行きますかー?という軽いノリで。少し考えたけど誘ってくださった方とお話してみたかったし、外に出るのは気分転換になるかと思い、参加してみました。


どんどん出てくる都会のゴミ


チームで歩くこと数分。
道路脇の植え込みから、出るわ出るわ。ペットボトルやら食品の包装紙。瓶カン。駐車場に無数のタバコの吸い殻。きちゃにゃい!

わたしの心の中は(どんなテンションで捨てるんだろう)と捨てた人の気持ちについて、憤りのようなものを感じていました。
が、チームの人たちは「年末年始だからか、栄養剤のビン率高め〜!気合い入れてがんばったのかなー?うふふ」と、なんとも穏やかな視点。え、どんな気分?でもなんかそっちのほうが優しい世界だな。

協力プレイ

たくさん出てくるゾーンは、とにかく掻き出して広いところに置いておく人と、それをまたつまんでゴミ袋にいれる人との協力で、信頼しあって集めるのが楽しい。また「車がきまーす、自転車がきまーす」に対して「はーい」のコール&レスポンスも気持ちいい。

雑談

だれかが競馬でプチ儲かった話なんかで盛り上がりながら、手と足を動かし、ゴミを拾っていく。
平和すぎる。なんだこの素敵な時間は!

ゴール

振り返ると、ゴミを拾い終わってきれいになった道に小学生が横切る。ああきれいにして良かったなあ。
近所のおじさんが軒先にでて私たちを眺めながら「ごくろうさん」って声かけてくれる。ありがとねー!
みんなで凍えた指先をさすりながら、大きなゴミ袋いっぱいの成果を片付けて終了!

感想

終わった後の清涼感、ハンパない。気分スッキリしてなんか一日の質が高かったなって思える。
幸せってこういうことかもな…と、手を洗いながら考えた。ゴミを拾うことで、内面の悪いものも取り払われた気がする。

後になって人と人とのささやかで温かいコミュニケーションがボディーブローのようにじわじわ効いてきた。ありがとう、ごくろうさん、みたいな小さな声がけが、喜びのチカラになると確信した。わたしも声かけよう。

内側ピッカピカ!キラリーン⭐︎
「ボランティア」って言葉が似合わないかも。
「こころのおそうじ」がぴったりね。


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