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音声(Podcast、Voicy、ラジオ)が「LOVEを生むメディア」であることについて

私は音声メディアが大好き。

小学生のラジオにはじまり、今はPodcastやVoicy、オーディオブック、ラジオやRadiko、もろもろもろもろ。

そんな私がなぜそんなに音声が好きなのか、を語ってみたい。

最初の音声コンテンツ

小学生のとき、就寝時間が9時と決められていた。高学年にもなると、そんな時間に寝られるわけもない。本を読むにも、明かりを付けたら親にバレてしまう。そこで私が考えたのはラジオ。ラジカセに片耳イヤフォンを付け、ごそごそとチューニング。初めてはまったのは「三宅裕司のヤングパラダイス(略してヤンパラ)」だった。

小学生には大人びた内容。エッチな話や、下品な話、大笑いしてしまう話。そこには私の知らない世界が広がっていた。三宅裕司さんと同じ劇団だった小倉久寛さんがときどき登場すると、外見を知らないにも関わらず、朴訥でいてコミカルな雰囲気から大好きに。のちにテレビで「もじゃもじゃ」な様子を見ても、応援したい気持ちは変化しなかった。

青春期の恋ごころ

ときは過ぎて高校時代。勉強の合間に聞くのは「伊集院光のOh!デカナイト」。今となってはラジオの申し子のようになった伊集院光さんを、当時知る人はおらず、外見もわからなかった。ところが、野太くてよく通る声、おもしろくて展開の早い話し方、ときどき見せる「恋愛ベタ」でウブな面……。その伊集院さんに、私はまさに恋をしているかのような気持ちになっていた。

ラジオでパーソナリティに並んで重要なのは「はがき」。それを投稿する人たちは「はがき職人」と呼ばれリスナーに尊敬される。「私もネタを投稿したい!」とはがきを投函すること2回。2度目は自信があり「たぶん読まれるよ」と近しい友だちに話し、実際に読まれた! あまたいるはがき職人をおさえて私のはがきが読まれ(しかも恋愛ネタ)、私のラジオ熱はピークに……! しかし、その後ノベルティで届いた伊集院光の3D写真は、私の恋ごころを多少は打ち砕くものであったのだけれど。

同時期に聞いていたのが、電気グルーヴのオールナイトニッポン(確か二部)。はちゃめちゃなことばかりしているようすを聞きながら、あっという間に卓球&瀧(&まりん)にときめきを感じるように……。

時代は変わって、ポッドキャスト

ポッドキャストを聞くようになったのは、Appleがポッドキャストサービスをスタートした当時から。時間にとらわれず聞けるのが時代に合っていた。お役立ち、情報配信、等々いろいろあるけれど、ずっと聞いているのは結局「パーソナリティが好き」という番組。つまりそこには、「LOVE」があるということ。

コンサルタントの人が配信している番組では、自分の知らない世界をたくさん知ることができて、その人の書籍を何冊も買った。自分が現実で会っている人たちとまったく違う、でもリアルな世界がそこにはあった。

こじらせ系のおじさん3人(マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオ)が配信している「東京ポッド許可局」では、キャッキャしているおじさんたちに、ときにキュンとして、ときにじんわりとして、ライブに行ける日を虎視眈々と狙っている。

アンタッチャブルに対する思いが「好き」から「LOVE」になったのも、ポッドキャストがきっかけ。当時TBSラジオ(JUNK)は、番組終わりにポッドキャスト用の短いトークを収録して配信していた。べらんめえ調(?)で前のめりに話す柴田さんにキュンキュンして、いろいろあってラジオが終わった後も、ずっとフォローして応援している。活動停止していたときにも、きっと事情があるんだろうと信じていた。それはポッドキャストを通して人となりを聴いていたから。

インプットが少ない主婦のエンタメ

子育てと家事をしていると、母には自分の時間があまりない。時間がないから、主婦はインプットが少ない。調べるといえば子どものことばかりで、外の社会と繋がらない。そんな中、家事をしながら聞けるポッドキャストは、私の大きな楽しみだった。ビジネスの話や、お笑いの話を日々負担なくインプットできるメディアはとても貴重だ。今も料理をしながら、メイクをしながら、電車に乗りながら、寝る前に、ポッドキャストを聞いている。

ポッドキャストは、パーソナリティとつながる、私にとって欠かせないメディア。そのつながりを支えているのは、話している人に対する「LOVE」だと思う。それが毎日私の耳にイヤフォンを装着させ、アプリを立ち上げて再生ボタンを押させる。あの人に触れていたい、あの人の声が聞きたい、あの人の考え方を知りたい、あの人が話すこだわりを聞きたい。そんな気持ち。

「音声だから」なのかもしれない。映像のように客観的でないから、声だけが頭に鳴り響き、その人のことを想像させる。想像するから、頭の中がその人でいっぱいになってしまうのかもしれない。

不思議なことに、少しの理由で毎週のように聴き始めると、なぜか「LOVE」が醸成されていく。少しの理由が大きな理由になってしまう。その人の情報はもとより、触れている時間や、思い入れによって、いつの間にか揺るがない気持ちになっていく。恋でもなければ、愛でもない、その間(っぽい?)「LOVE」なんだと思う。

そんな私が、配信をして、公開収録をすることに!

ここまでは、私が #コルクラボ でポッドキャスト部をスタートするときに掲示板に書いた内容。自分の好きな想いが、伝わるといいな。そんな思いで書いた。

少しずつ部のメンバーが集まってくれて、「聴いてるよ」と言ってくれるリスナーさんも増えてきた。

さらになんとなんと、 #コルクラボ文化祭 にて、公開収録をすることになったのだ(嘘みたい!)。

ただの一介のライターですよ? 二児の母ですよ? 大丈夫なのかな? でもきっと大丈夫。こんなに「LOVE」があるから!

ゲストは「またとないチャンス! ぜひとも好きな人を!」ということで、肩ひじ張らないゆるさと、急に差し込まれる専門知識と、あたたかな雰囲気が秀逸なポッドキャスト番組 #dongurifm のおふたり! お会いしたことないんだけど、こんな形でお会いできるなんて嘘みたい……! ゲストのおふたりのことはこちらのVoicyで話しているよ!

dongurifmはこちらから聞けるよ!

文化祭、どうやって行けばいいの?

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チケットは下記のPeatixのページで購入できます。「コルクラボの温度」の閲覧権は2000円なんだけど、1500円分のブース展示+ギャラリー観覧チケットが含まれているのでお得! 来てくれた人にはロゴ入りステッカーをプレゼント。

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コルクラボの温度について

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