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今日の140文字

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平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103… もっと読む
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2019年3月の記事一覧

決めなくても進みそうなことでも、自分でしっかり決める必要がある。誰かを巻き込んでしまうなら、なあなあにしないで自分の意思を伝える。私の考えに賛同してほしい、付き合ってほしい、私のために一肌抜いでほしいと責任を持って相手に求める。好きにすればいいと言うのは、責任を背負いたくないだけ

過去のできごとから短絡的に「これは私には向いていない」と判断して自分のルールにしてしまったことがある。だけど言語化した時点で前提や詳細が損なわれているし、昔の私と今の私は違うのだから、そのルールをそのまま現在に当てはめて判断するのは危ない。もういちど、本当に向いていないのか考える

つらいことや悲しいことがあっても絶望するんじゃなくて、これくらいで済んでよかったとか、どうすればうまくいくだろうとか考えられるようになって、私はいつのまにか強くなっていたのかもしれないと思う。でも自分を過信せず、ポキっと折れやすいことも忘れないで、上手にしなって戻ってこれればいい

誰かの言葉に傷ついたときに、まずは自分の痛みが気になってしまう。だけど自分では癒せそうにないし、誰かが癒してくれそうもない。そこで、相手がなぜ傷つけるようなことを言ったのか探っていくと、相手の傷が見つかることがある。その傷を癒そうと試みてみると、いつのまにか自分の傷も癒されている

寂しいのはつながりがないとき。ではつながりとは何なのか。わかりあえれば最高だけど必須ではなく、誰かがそばにいて少し気にしてくれるだけでもつながりを実感できる。逆に、話をしているようでも相手が別のことに集中していたらつながっていない感じがする。私は、人ととつながりたくて発信している

相手の気持ちを尊重したいからと自分の気持ちを言わないでいると、ときに相手を寂しく、悲しくさせてしまう。だから自分の気持ちを言ってから「でもあなたの気持ちを尊重したい」って伝えるといいのかも。たとえ結果が同じでも、こちらの気持ちが伝われば、相手が自分の独りよがりではないと安心できる

キャリアパスなど先の予定を決めていると、予想外のハプニングがあったときに邪魔に思えてしまうんじゃないだろうか。先の予定をあまり決めていないと、いろんなことがあっても新しい道が見えて楽しく考えられるみたい。いろんな道にいろんな幸せがあるし、自分の力や周囲のサポートで最大化していける

大人になるにつれてものごとを引きずらないのが上手になり、嫌なことがあってもすっかり忘れて他のことができるような気がしている。ところが知らないうちに免疫力みたいなものが落ちていて、別の何かに傷ついたときに全体的に調子が悪くなる。いろいろなことに対処する私は同一なんだと思い知らされる

安心している人に対しても感情を出すのが難しいのは、伝えることにより恥ずかしい、寂しいという感情が新たに沸き起こってしまうから。わがままな感情を伝えて応えてくれなかったら寂しい、そんなこと感じるのかと思われたら恥ずかしい。素直に伝えるためには、自分の中の反対勢力を倒さなきゃいけない

何かを意識しようと決めても続けるのはなかなか難しくて、目印のようなものが必要になる。目印とは例えば行動のことで、行動のひとつに「言語化」がある。おいしさや面白さや楽しさを別の言葉で表現しようとするだけで、意識して味わったという目印になる。言葉は「いまを意識する」ためのツールなのだ

自分の中に感情的な子どもがいると考えてみる。もうひとりの私は、感情的で子どもっぽくて傷つきやすくてすぐムキになる。そんな子を見て悪いと思うかというと、悪くはないけど友だちにはなりたくないと思う。だけど自分の中にいて取り外せないのだから、思慮深いもうひとりの私が守ってあげるしかない

多分考え方が間違っていて、感情が生まれることを「くだらない」と思っているのがよくないのだろう。消したくたって消すことはできないんだから。それを思慮なしに表に発散したり、相手にぶつけて攻撃したりするのがよくないだけ。だけどそう思うのが難しい。感じるのが悪いと、どうしても思ってしまう

自分の感情を見つめるほど、とても小さなことで心が揺れ動いているとわかる。それを思考でなんとか抑えることでバランスを取って生きてきたので、感情に直面した時に「とてもくだらない」と判断する自分もいる。今まで思考停止で抑えてきたものを改めて掘り起こすと、自分がつまらない人になってしまう

未来のことはわからない。自分の考え方すらコントロールできない。今持っている信念や思いも、変わってしまうかもしれない。だけど、今それを信じているという事実に間違いはないのだ。盲目的に信じるんじゃなくて、それを本当にするために努力する。それと同時に、未来は変わることもあると受け入れる