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生理の「当たり前」をアップデートしたい

わたしは生理がきたら、それを子どもたちにも毎回伝えています。

長女も今月から小学3年生になり、生理がはじまってもおかしくない年齢になってきたので、そのうち機会があれば、生理用の吸水ショーツを一緒に見に行こうと思ってます。

ところでわたしは、なんで毎月生理があるんやろう?ということを、これまでそんなに深く考えていませんでした。もちろん、生理が毎月くる理由を知らないという意味ではなく。

排卵は、妊娠を望む女性やカップルにしか必要ないものなんですよね。

そう考えたら、なんでわたしは毎月毎月、律義に血ぃ流してんの?と思ってきました。生理は健康のバロメーター!とかもいわれたりするけど、別に血を流さなくても健康かどうかぐらい測れると思うし。


って思っていろいろ調べてたら、わー!めちゃすき!と思う一文に出会ってしまいました。まったく行ったこともない病院のホームページだけど。↓

https://www.moricli.jp/medical_course/gynecology/

一部引用します。

中には、月経(生理)を「デトックス」や「女の証」など、何か意味があるものだと思っている方も少なくないと思います。しかし、排卵と月経はそもそも生殖(妊娠)のためにあるものです。ですから、妊娠を望んでいない時には体にとってプラスになるものではありません。そればかりか、生理のたびに月経血が卵管を通ってお腹の中に逆流し、子宮内膜症の引き金になるリスクがあるので、生理は体にとって負担になります。

生理はあって当たり前で、毎月血を流すことがふつうで、という価値観で生きてきたわたしには、なかなか心に響くお言葉です。妊娠を望んでいないときの生理は、身体にとって負担なんだとちゃんと書いてくれています。

考えてみりゃあ、そらそうだよな。だって毎月出血するってやばいもの。
男性だと鼻血ですら月一回出ない人の方が多いはず。それをなんで女性だけ、毎月毎月やってんだと。人によったら2週間ぐらい出血してしまう人もいるし、月の半分ぐらい血を流しながら生きてるってものすごいことです。

何が言いたいのかと言うと、生理に関する苦しみや悩みがあるなら、そこから解き放たれてほしいなって思うのです。これが当たり前だから、とか、堪えないといけない、とか思わないでほしいのです。


わたしは、10代の頃、生理痛に対しての対処を知りませんでした。

生理って、お腹が痛くて当然だと思っていたし、生理の期間はあんまり活発なことができなくなるのも、仕方ないと思っていました。でも実は、生理前はイライラするし、落ち込みやすくなるし、失敗も増える。生理前の1週間も不調、生理中の1週間も不調なら、わたしはいったいいつ元気なの??って不思議に思ってたぐらい。それらへの対処法はなんにもなく、ただ「受けとめる」「あきらめる」のみ。

自分が鍼灸にであってからは、わたしの身体はがらっと変わりました。

生理痛もほとんどないし、生理前のいろんな症状もかなりらくになった。もちろんゼロにはならないけれど、それでも、「いろんなことをあきらめて、自分を最優先にして過ごす」期間はかなり短くなったのです。

だけど、鍼灸は、人々の生活に馴染みのあるものではないから、まずはみなさん、第一選択としてお薬だと思うんですよ。婦人科を受診するのってけっこうハードル高いけど、ホームページをあれこれ見比べて、ここ良さげ!ってとこに是非行ってみてほしい。

生理の痛みを止めるお薬、生理周期をととのえるお薬、出血量を減らすお薬、生理の回数自体を減らすお薬、いろいろあるのです。

ここでもまだ、「生理なんていう、自然に毎月あるものを止めてしまったりして大丈夫なの?」とか「お薬って、副作用があるのでは?」とか、いろいろ気になる人はいると思うんですね。

子育てしてると特にかも。大事な娘さんに、お薬を飲ませて大丈夫なのか、とか気になりますよね。

なので来週の #膣サロン のテーマは「ピルについて」です。

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生理について、ピルについて、大人のわたしたちももっと知識をつけておきたい。きっとそれが、子どもたちに生理を伝える第一歩なのだと思います。

自分だけの価値観をおしつけないように。
知識が少ないことで、選択肢の幅をせばめないように。
わたしたちといっしょに、ピルのことをお勉強しましょう。

興味がある方は、こちらからLINE登録をお願いします。

今は、生理痛や生理前のPMSに対する対処法も、自分の中では引きだしが増えました。だから、娘たちにも、先にいろいろ伝えていくことができるなぁって嬉しく思っています。

わたしの生理が止まるまで、あと10年もないと思うけど、この限られた期間をなるべく快適に過ごすために、フェムテックの概念があるのだと思う。

鍼灸師だって、いっぱい生理関連の不調に貢献できるよ!やったね(*´з`)

いただいたサポートは、子どもたちのために遣わせていただきます😊いつもありがとうございます!