退職を考え始めたあなたへ贈るたった１つの問い　　＃64 退職エントリー

こんにちは。
キャリアコンサルタント×企業人事×ワーママのemistyle(@emistyle3)です。

多様なバックグラウンドをもつキャリアコンサルタント集団が、毎週テーマを決めてnoteで発信している【キャリコンサロン編集部マガジン】。今日のテーマは「退職エントリー」。

◆退職エントリーが社内にもたらしたこと

「退職エントリー」
数年前、社内の人事ラインの方には密やかに問題視されたワード😓
若手～中堅層の優秀な社員の退職が続き、その時の思いが綴られ、このエントリーを読んで退職を考える社員が増えるという負の連鎖に繋がっていたようです。
実際に感化され退職した人もいれば、退職しなくても自身のキャリアを再考した人も多かったと聞いています。

個人的には、キャリアを再考する、振返すること自体はキャリア自律を促す今の時代、逆にいいことだと思います。会社側の立場としては、働きたい/活躍したいと社員が思える環境を提供できているか、現場の意見を吸い上げて改善点がないかを把握するいい機会になります。問題が起きた時すぐ対処しないと優秀層が離職するという危機が起きるのでスピーディーな対処もせざるを得ないですが、健全な動きととらえています。ただ、人事部の現場はシンドイですよね…💦💦💦

実際、退職エントリー問題のあと、人事部はかなりオープンマインドに舵を切り、社員視点の取り組みが増えました✨人事部長のメッセージを社内に多く発信し、意見交換会なども積極的に開かれ、一社員としてみていて素晴らしい取組み、動きだと受け止めています😍

◆退職を考え始めた時、考えてほしいこと

仕事するうえでは、自分の考えとあわないこと、納得いかないことを飲み込まねばならない場面もあるでしょう。
私自身も育児と仕事の両立、仕事の進め方など当時の組織のやり方に疑問を感じ、やめようと思ったことは何度もありましたが、結局幸運にも、
退職せずに新卒の会社で働き続けています。
退職に至らなかった理由は、↓の問いの答えが「NO」だったからです。

「この会社で自分がやり残したことがないか。」

色々やりつくしてそれでも限界、もう自分の手ではどうしようもないというなら後悔はないですね。
私の場合は、辞めたいと思った時、現状の辛い状況から逃げ出したいという弱気が先行していた時が多かったです😅😅😅また、そのことを一人で解決しようとして一人悩んで行き詰まっていたと自省しています😓😓
だから、👆の問いに対して「まだまだやりたいこと、できたことあるじゃん」となりました。
隣の芝生が青く見えるように、新世界はバラ色に見える一方、新世界が今より良好な環境の保証はありません。

そういう意味では「退職しなかったエントリー」も増えると、より自律的にキャリア形成していく風土が日本全体に浸透できそうですね。

自律的にキャリアを築く支援をするのも、私たち「キャリコン」の役割の一つ。「退職しなかったエントリー」やnoteの綴り含めて色々な思いをこれからも発信し、一人でも多くの方のキャリア形成の気づきの一助になればと思います😍

今日はこの辺りで。感染拡大局面、天候不良な連休、対策を取りながらも楽しいお休みをお過ごし下さいね～

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