退職までの道のり②

予備校探し

退職までの道のり①」の続きとなります。
予備校を探すに当たって社会人というハードルがあるなと考えていたので、社会人をターゲットにした予備校を探すのがベストだろうと思い、そこに絞って探していました。
そうするとクレアールという予備校を見つけました。そのほかにTACやCPAも考えましたが、社会人をターゲットにしているところが良いだろうと判断してクレアールに決めました。(結果として今はCPAにいますが詳しいことは記事を別にしたいと思います。)

計画の詳細を詰めていく①

ここで目標が決まったので、以前の「退職までの道のり①」で触れた計画の詳細を詰めていきます。
前回アバウトで良いと言いましたが、アバウトのままで良いかというとそうではないと思っています。なぜ、詳細を詰める必要があるのかについては、達成すべき目標に対してやるべきことが明確になるからです。
どういうことかというと、アバウトのままでは選択肢が多くなるので、努力をしても結果が出なかったという場面が多くなる可能性がありますし、アバウトに計画したからというところに対しての甘えが出ます。なので選ぶべき選択肢を絞るために詳細に詰めていく必要があります。
ここで、「詳細に詰めたとしてもダメなことはあるだろう」という意見もあるかと思いますが、詳細に詰めたとしたならば、その計画に対して何がダメだったかをアバウトに計画するよりはわかりやすいと思います。

ここで私が計画した内容は
・2年後に資格取得ができるようにする
・2年後に資格取得ができなかったときの対応
・2年後に会社を辞める場合に自分のやるべきこと

この3つの条件を満たす計画を立てる必要があると考えて、計画の詳細を詰めていくことにしました。

計画の詳細を詰めていく②

ゴールは2年後と決まっているので、その間にするべきことを考える必要があると私は思ったので、計画した内容の3つ目に「2年後に会社を辞める場合に自分のやるべきこと」と書きました。
具体的には勉強を優先した計画で
・何時間勉強時間が必要か
・いつから退職する旨を伝えるか
・貯金がどのくらい必要か

この3つが3つ目の計画に必要な条件と考えました。
まず勉強時間ですが巷では最低でも3000時間は必要と言われていましたので、2年後に3000時間作れる計画を立てました。そして、ここが私の置かれている状況が特殊なので出来たことですが、2年後に会社を辞めると決意してから1年後、つまり辞める1年前に退職する旨を伝えました。
何故そんなことが出来たのかについては、会社の状況と自分の会社にとっての価値を考えたときに、おそらく大丈夫であろうと推測することが出来たからというのが適切な回答になるかと思います。
それをすることで何を得られたかというと毎日定時退社を獲得することが出来ました。ただ、結果として現場職から事務職に移動になりましたが、そのことについては後で触れます。
そして、貯金の問題ですが、これについて考えるには毎月の固定費を考える必要があります。つまり、食費や家賃や光熱費など毎月必ず発生する費用のことです。これに付け加えて変動費というものも入ってきますが、ここでは便宜上、固定費以外の費用をさすことにします。なので毎月何かしら使うお金ということになります。
私の場合は1年間勉強に費やせる貯金があれば良いと考えたので、150〜200万ぐらいあれば大丈夫であろうと考えました。この金額を急に貯めるのは難しいので2年前ぐらいから計画する必要があると思うので、長期的な計画を立てていたということになります。

金銭面での不安

貯金があるという場合に収入がなくなると、どんなに計画していても不安がつきまとうと思いますが、ここで重要なのは勉強に費やすことができる時間を確保するために会社を辞めるのであって、収入をゼロにすることは目的ではありません。しかし、会社に勤めると時間にどうしても縛られてしまうので、会社を辞める必要があるということです。なので、抽象的な表現になってしまいますが勉強とのバランスが取れるのであれば、バイトなどして小遣い稼ぎをするのは良いと思います。
1つ重要なこととして、勉強することが目標ではなく資格取得が目標であるということを忘れないようにすることです。ここを間違えてしまうと取り返しのつかないことになると思います。なので、金銭面が不安だからといってバイトがメインとなってしまうと本末転倒ということには気をつけなけばならないです。

異動を経験して

現場職から事務職に異動となって自分の計画に無かったことなので、かなり焦りました。しかし、後になって思えば上司からの気遣いであったんだろうなと思いましたが、そのときの私は気が動転していたので、そんなことを気づくことが無かったです。
そんなこんなで異動になった私は異動先で初めての業務に戸惑いながらもやるべきことが少しずつ見えてきました。そのやるべきこととは業務改善だと思いました。ここで私が目をつけたのが各々で作成したマクロやシステムを統合し、操作方法をそのままに処理速度と無駄を省くことが必要だと考えました。そのためには各々にどのように使用しているかを聞いて、それを聞いた私が自分自身でこのように改善すれば良いだろうと考えて作成したシステムを使ってもらうことで、さらに改善して欲しい意見をもらうことで少しずつ業務改善を進めていきました。
そして、それらの改善した内容に対して実績を認めてもらうために社内の業務改善の表彰に応募して1等を取ることを目標にしました。1等を取るためには改善実績だけでなく、文章力が必要だったので苦労しましたが公認会計士の勉強をしていたこともあって、説得力のある文章を書くことが出来たので、結果として1等をいただくことが出来ました。
ここで伝えたいこととしては、異動になったとしてもやるべきことを把握して実行し実績をあげるということを行うことが必要であることと、計画を柔軟に変更する必要もあるということです。

まとめ

今回は計画の詳細を詰めていくことを中心に書きました。
長期的な目標 2年後に資格取得と勉強時間と貯金
短期的な目標 場面ごとに求められていることを実行し実績を出すこと
簡潔にまとめるとこのようになります。

実際どんなに計画していてもうまくいかないことの方が多いです。なので、あまり計画をガチガチに固めすぎるのもよくないです。つまり、何事にもバランスが重要ということになります。ただし、押さえるべきポイントは押さえなければならないです。例えば、貯金額は多くなることはあっても少なくする必要はないでしょうし勉強時間についても然りだと思います。
しかし、バランスと言われても伝えることは難しいですし、私の基準と他人の基準も違いますから抽象的な表現にならざるを得ないところはあります。なので、自分自身で経験していくことや他人に計画内容を伝えることで、計画内容におかしい点は無いかを判断してもらうのもありだと思います。ここでの注意点としては、相談した相手に賛同しておいて計画がうまくいかなかったら、その人の責任にすることだけはしないようにしてください。

私は最終的な決断は自分自身でするべきだと思っています。なので、どんなに信頼している人であっても全てを鵜呑みにすることはせずに自分で考えて行動することにしています。

長くなりましたが、今回はここまでにしたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。続きの記事については、また不定期になってしまいますが勉強の合間を縫って書きたいと思いますので、また読んでもらえると嬉しいです。

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