オンラインピアノレッスンを始めました
このところ、リモートワークに関する記事をよく目にしますが、私の仕事であるピアノのレッスンも、オンラインで行う機会が増えています。
私は特別な機材などを持ち合わせていないのですが、いま手元にあるものをフル活用し、以下のような形でレッスンをしております。
ツールについて
まずツールですが、いくつか試してみた結果、ピアノレッスンにおいては、FaceTimeとGoogle Duo、またはSkypeが向いているのではと感じています。
オンラインレッスンを始めたばかり頃は、接続が安定していて、機能も便利なZoomをメインに使用していましたが、音楽の表現を求めるには程遠く、やはり商談、ミーティング向けのツールであることを実感しました。
レッスンを行う中で、
「オンラインだから音質は仕方ない。それよりいま出来ることを!」と自分に言い聞かせつつも、どうしても音質が気になってしまいます。
そこで、音質を重視していくつか試してみた結果、iPhone同士であればFaceTime、どちらかがアンドロイドであればGoogle Duo、またはSkypeが音が割れずに聴こえること、また遅れも少ないように思います。
私はiPhoneユーザーなので、FaceTimeをメインに使っており、以下、FaceTimeを使った実際のレッスンの様子です。
レッスンの手順
楽譜は事前に生徒さんから写メやデータで送ってもらい、それらをiPadに取り込んでレッスン中に書き込みをしています。
講師側
①2つの端末を用意する。
(iPhoneとiPadを使用しています)
②iPhoneで手元を、iPadで顔を写したり、楽譜に書き込みをする。
③どちらかの端末でFaceTimeを起動、右上の+ボタンを押し、自分の番号またはアドレスを入れて、2つの端末を繋ぐ。
(注):この時に片方の機器はミュート(消音ボタン)にします。これによりハウリングを避けることができます。
④生徒さんを追加
ーーレッスン開始ーー
生徒さん側
①機器(スマートフォン、タブレット、PC等)を鍵盤の端に置く。
・可能であれば、講師のiPhoneの位置のように、少し高いところに機器を置いていただけると、手元全体が見えて指導しやすいと思います。
・更に出来たら、生徒さん側にも2台機器があると、以下の写真の様に、顔の表情を見ながらレッスンをしたり、1つの楽譜を共有することができると思います。
レッスン後
レッスン後は、書き込みをした楽譜とコメントをLINE等で送っています。
対面レッスンとの違い
対面レッスンに比べ、オンラインレッスンでは、言葉での説明が増えることや、ハッキリゆっくりと話すことを意識している為、時間はあっという間に過ぎます。
便利な反面、日頃の対面レッスンを再現しようとすると難しいことも多く、いま意識していることは、オンラインレッスンと対面レッスンは完全に別物として考えるということです。
それぞれ良いところ、向かないところがありますが、しばらくの間はオンラインを継続し、いま出来ることを生徒さんと一緒に模索していきたいと思っています。
今後、必要に応じて機器などを増やしていくかもしれませんが、今の時点ではこのように行っております。
試行錯誤の日々。いろいろな方と情報をシェアできましたら嬉しく思います!
お読みいただきありがとうございました😊
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