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噛み締めるほどに、いつも緊張しているあなたへ

数年ぶりに歯医者へ行った時に、「噛み締める癖があるみたいですね。」と言われました。

??

なんの話?

歯ぎしりをする、とか旦那さんや友人から言われた事ないけどなーぐらいに考えていました。

そして先生は続けます。

「頬の内側に白い線があるでしょ?それに上下の噛み合わせ面がすり減って平になってますよ」

あーそうそう。頬の内側に線があるの、いつも気になってはいた。これって何でつくんだろう?って。

「歯って口を閉じてる時は歯と歯の間は空いてるものですよ」

とケロっと説明された。

それを聞いて、そうなんですか?と思わず言葉として出てきた。

そしてソイツの正体は一体なんだろう?って思い調べてみた。

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噛みしめ癖と検索すると『クレンチング症候群』と出てきた。初めて聞く言葉。

ストレスによって顎の筋肉が過度に緊張し、歯に強い圧力がかかって起きてしまう症状のこと。

そしてセルフチェック項目もあった。その中には先日歯科の医師が行っていたことがある。

ちなみにこんなもの

⬇️ ⬇️

●上下の歯の噛み合わせ面がすりへり平らになっている

●歯と歯肉の境目に削り取られたような傷がある

●舌の側面に歯型がついている

●歯に接する頬の内側に白い線がある

●耳の穴から1cmほど手前にあるあごの関節を押すと痛みがある

●あごのエラの部分の筋肉に痛みを感じる

当てはまるのは、噛み合わせ面がすり減る、舌の側面に歯型がつく、頬の内側に白い線の3つだった。

そしてクレンチング症候群が引き起こす症状

⬇️ ⬇️

●歯の削れや欠損、亀裂、破折

●歯のグラグラ

●歯周組織にまで負担がかかり、歯周病(歯肉炎、歯槽膿漏)へ

●歯の亀裂から知覚過敏へ

●顎関節症

●肩こり

この症状の中では肩こりが当てはまる。

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そして予防法として

「上下の歯が接触しないことを常に意識する」
「ガムをかむようにする」
「肩・首周りの筋肉をストレッチでほぐす」
「口の中をマッサージする」
「マウスピースをする」

知人はマウスピースを作ったけど違和感があり眠れなかったので、睡眠を優先するためにマウスピースは使っていないと言ってました。

そして心配事があったり、疲労した時など、ストレスを受けた時に歯ぎしりや無意識のくいしばり(クレンチング)が強くなるそうです。

そうまでして頑張っているのか!と思うと自分が愛おしくなります。

もしも自分もそうかもしれないと思われたなら、休憩しましょう。

もしかして人と比べたり、ガッカリされるのは嫌と思ったり、波風立てずにいたい、そのうち気持ちを体の奥深くに沈めてしまい、今の自分が何を考えているのか分からなくなっているかもですね。

また、自分はストレスはそんなに感じていないと思っていても、セルフチェック項目で該当するものがあれば、バリバリストレスを感じていると言えるのでは?

私が今心掛けていることは、

●唇を閉じて上下の歯が接触しない状態を保つことを常に思い起こし、実行する

●ラジオ体操や動的ストレッチ(首や肩)

●口の中をマッサージする

なかなか忘れがちなのですが、地道にやっています。

同じように思い当たることがある人のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。






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