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【中間選考通過】週刊少年マガジン原作大賞

「週刊少年マガジン原作大賞」の中間選考結果が発表されました。

わたしの作品「天使の毒」が通過していました!
名前見つけたときは嬉しさより驚きが勝りました。倍率等々踏まえるとそうとう厳しいだろうなと思っていたので……。

最終結果の発表は12月下旬だそうです。チャンスをいただけることを願うばかりです。


通過作を振り返る

応募したのは「企画書部門」で、通過作はこちらです。

本コンテストのために一から考えて書きました。
事前にこちらの記事を読み、参考タイトル等も読んでから作品づくりに取り掛かりました。

わたしは薬剤師をやっておりまして、「医療の面白さを伝えたい」という目標を持ちつつ創作活動をしています。
そのため応募作にも医療のエッセンスをねじ込みたく(笑)、舞台は薬局とすることにしました。

ただし普通の薬局と薬剤師では面白みが出づらいと考え、「毒を売る薬局」を舞台にすることにしました。しかも対価はお金ではなく「愛」。店主は謎につつまれた美女という設定です。
また、美女のバディポジションとして自殺志願者の天涯孤独な青年を用意しました。

舞台装置はけっこう興味をそそれるものを作れたのではないかと思います。
もし世に出すチャンスをいただけたら、ストーリーもきっちり練り上げていきたいですね……。

マンガ原作は奥深い

さいきん漫画原作の勉強をしているのですが、これがなかなか奥深くて面白いです。
わたしは昨年小説で商業デビューしているんですが、小説を書くのとは違う脳みそを使ってます。小説のコミカライズとも似て非なるものだと感じています。

適切な表現か分からないんですが、小説よりも「感情の密度」「インパクト」「展開の起伏」が求められていると感じてます。(※個人の感想です)

以前本か記事で読んだのですが、たとえば「桃太郎」という昔話の場合、
小説だと「昔々あるところに……」と順々にお話を書いていけばいいわけですが、漫画にする場合は「ようやくお前の首を討ち取るときがきたぞ!覚悟しろ鬼め!」というように冒頭にヒキのシーンを入れた方がインパクトがあり、ハラハラする感情を引き出せるとのこと。
結果、読者さんの心を掴みやすいということです。

同じ物語があったとしても、切り出し方がまったく違うよな~と実感してます。難しいですね。

総括

いい結果が舞い込むことを願いつつ、引き続き今いただいている仕事をがんばっていきたいと思います。
マンガ原作者にお勧めの書籍や資料などご存じの方がいましたら、ぜひコメント欄で教えてください!

わたくし優月アカネのプロフィールはこちらから。

それでは今回はこのあたりで失礼します。
本格的な冬が近づいてますので、みなさま暖かくしてご自愛くださいね。


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