帰省することになったら、鬱状態になっちゃった

年末に珍しく母から早めに帰ってこれないかと連絡がきたため、気乗りはしないが、なるべく帰ろうと思い、前向きに検討することにした。

いざ1週間前になると、帰ることへの嫌な気持ちがずっと続き、前々日には鬱状態になり眠れなくなる始末となった。

以前にも帰っておいでと言われ帰ろうとしたが、鬱状態となり、カウンセラーから帰省はやめた方がいいと助言をもらい帰らなかったことがある。

今回もおなじ症状となった。

しかし今回は、実家の方で私が帰る前提のスケジュール調整が進められており、今更帰るのをやめたいと言いにくい状況となっていた。
(病院の付き添い、介護の補助など)

あらためて私はなぜ実家に帰りたくないのか。
1.母のお願いを断れずなんでもしなければならないという状況になるのが嫌だ
2.父がコミュニケーションと思い会話(質問責め)をするのが嫌だ
3.1.2.を踏まえ、自身のペースで生活できないのが嫌だ

でも帰ろうと決意したのはなぜなのか。
1.長女(重度の知的障害者)の容体が心配なため会いたい
2.母の体の容体が不安定らしく心配なため会いたい
3.姪っ子甥っ子に会いたい

‘帰りたくない’と‘帰りたい’という考えで頭いっぱいになり、頭がパニック状態になり涙が止まらなかった。
ようやく‘帰りたい’理由を冷静に思い出すも、嫌だー、不安だーと感情的になり、‘帰りたくない’と考える私は親不孝ものだと思い、涙が止まらなかった。

‘帰りたくない’理由を解決する案を私の中で整理しはじめて、ようやく頭が落ち着いてき、涙が止まった。

1.母のお願いを断れずなんでもしなければならないという状況になるのが嫌だ
→しなければ、ではなくできそうだなと思ったことはするという考え方を心がけよう

2.父がコミュニケーションと思い会話(質問責め)をするのが嫌だ
→父は不器用な人だ。と思い、適当に話を合わせよう

3.1.2.を踏まえ、自身のペースで生活できないのが嫌だ
→好きなキャンプ道具を持って帰り、ノイズキャンセリングのイヤホンも持って帰り
自分が安心できる空間づくりをしよう

このように頭が整理されて鬱状態から回避し、涙もとまった。

鬱状態になると、頭の中がぐるぐると‘嫌なこと’、‘不安なこと’で頭がいっぱいになり、涙が止まらず、動けなくなる。

どうにかして言語化することを思い出し、一つずつ整理し、涙も次第に落ち着いていく。

頭の整理が終わったら、頭が疲れているので無心でできる作業を見つけてそれに励む。私の場合、掃除をし始めることが多い。

鬱状態になると、私がいなくなれば考えることもしなくてよくなる、という危ない方向に考えてしまう。(いなくなってもいいと思うが、実際にしようとすると人間のため恐怖でできない)


私のストレスの原因のひとつに‘実家’があると改めて実感した。
こうやって言語化し頭を整理し、いかにどんな場所でも自分のペースで過ごせる方法をストックすることが大切だなと思った。

拙い文章であるが、今回は『実家との付き合い方』『自分のペースの作り方』を整理するための記録として残したい。

えみり

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