ドイツで教わった花粉症対策
私は花粉症歴30年。日本ではスギ、ヒノキがひどく、毎週耳鼻科に通いネブライザーだっけ?あれをしていました。薬もステロイドを含めけっこう強めを飲んでいました。ドイツにきて最初の3年は花粉症から解放されました。なぜならドイツはスギ、ヒノキが少ないからです。そして4年目また発症しました。特に目のかゆみがひどく大変でした。ドイツでは主に白樺、クルミ、ポプラのフワフワ綿毛にやられています。
花粉症が楽になる方法があります。わたしの実体験での感想になるので、保証はできませんが、試してみる価値があると思います。ドイツでアレルギー専門の先生から教わった方法。それは食事療法です。花粉症発症期間だけある食べ物を食べない。それだけです。痒みのもとを作るヒスジンというのがあります。ヒスジンを多く含む食べ物を摂取すると、花粉症の症状が悪化します。クシャミ、ムズムズ、鼻みずジュルジュルから解放されたい人は以下の食べ物を発症期間だけでいいので、食べることを止めてみるのはどうでしょうか。
【避けるたべもの】
牛肉、豚肉、鴨などの赤身肉 (ハム、ソーセージなどの加工食品含む)
カツオ マグロ サーモンなどの赤身魚
サバ、アジなどのヒカるお魚
トマト
ナス
ハード系チーズ
パルミジャーノレッジャーノチーズ
【白樺花粉症の人はこちらも避ける】
セロリ
人参
りんご
イチゴ、ラズベリーなどのベリー系
桃、パイナップル毛の生えているくだものなど
オレンジ
これらの食べ物を除去するだけで、私の場合は軽くなりました。鼻水ジュルジュルから解放されました。私はスパゲティーボロネーゼが大好きです。プロシュートハムとパルミジャーノピッザが大好きです。トンカツも大好物。これが食べられないなんて、本当にショックでした。でもね、習慣って変えるだけでいいんです。日本は肉食の欧米比べて、いくらでも食材のチョイスがあります!ドイツは魚は高くて毎日たべられません(涙)。
【食べられる肉類】
鶏肉
白身魚
【注意点】
鉄分が不足します。鉄分タブレットを処方されました。
鉄分が不足するとイライラ、疲れやすい、朝起きられないなどという症状がありました。タブレットのほかに鉄分を含む食べ物を積極的にとるようにしましょう。
できたらグルテンも避けるといいですが、わたしはパンとケーキが好きなのでいつもより少なめにするという感じにしています。
どうしてもスパゲッティーミートソースが食べたい!肉をたべたいんだよぉー!という人はランチに食べることをおススメします。夕食にヒスジンを多く含む食事をすると、夜中の鼻水ジュルジュル祭りが始まり、寝不足になり最悪な気持ちで朝を迎えます(笑)
日本だと花粉症に良い食べ物は○○!と摂取するほうに目がいきがちですが、除去するという別の方法があることも伝えてほしいです。
花粉症発症期間だけ除去食を実施することで、ベッドの横にティッシュボックスを置かなくてよくなります。節約にもなります。ぐっすり眠れます。薬が減ります。私は弱い薬1種類だけ飲んでいます。症状が弱いので飲み忘れもあるほどです。
今ドイツで花粉症発症中の私も除去食中。いっしょに乗り切りましょう!規則正しい食事・適度な運動も忘れずにね!
追記:5月6日
魚卵、えび食べたらくしゃみ連発しました(;'∀')
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