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重度花粉症だった息子と自分責めする私を救ってくれた言葉

もう20年も前の話。

息子がまだ入園前3才の時。



1月下旬あたりから
目をやたら痒がり
病院検査で調べると
スギアレルギーの数値が
飛びぬけて高いものでした。


翌春、症状は酷くなり
目は水ぶくれ状に腫れあがり
夜も「お母さん、息が出来ないよぉ😢」と
鼻詰まりとティッシュの山
親子で眠れない日々

月の美しさも目に入らず

花粉症用のメガネをかけたり
マスクをしたりしても気休め程度
幼稚園から
「あまりに辛そうなので
 お迎えに来てほしい」
との連絡があったことも


当時まだ子供の花粉症は

さほど聞かない時代でもあり
少しでも軽くしてやりたくて
良いと言われるものを
沢山調べ花粉症対策

夜な夜なしんどがる息子に
トントンして
ウトウトの日々に
私も泣きそうになる

花粉症のゴーグルも
今みたいにお洒落なものは
なかった時代ゆえ
限られたゴッツイのを
かけるしかなく


また目を掻くと
腫れ上がるので
ゴーグルを掻いて
痒さをこらえる息子


見慣れない子供の
マスク、ゴーグル姿に
至る所でじろじろ見る人も・・

近所の方が
「お!かっこいいメガネしてるじゃん!」と
言ってくれたことは
本当にありがたかった

ウルトラマン好きゆえ、ヒーロー気分♪

なんで私じゃなくて息子が

こんなに辛い目に

この子が
お腹に宿る前から
私が健康に
気をつけていれば
違ったのかもしれない

私がこの子をこんなに苦しめてる・・・

その頃、親子で参加した
アートセラピー教室
パステルを削ったり描いたりと
自由に色を表現するもの


その時の先生が
とてもお優しく
私が自分責めする気持ちを
聞いてくださり
先生がおっしゃった言葉

「お母さん
 息子さんは、お母さんのことを
 悪いなんて全く思ってないんですよ♡」

その言葉で「そっか」
胸のつっかえがストンと落ちました
シンプルなことに気付かず
一人頭を悩ませてました

こころ晴れた日

責めてるのは自分だけで

息子はそんなこと
微塵も思ってない

私が私を責めても
状況はなにも変わるわけでもなく

息子は全く嬉しくも無ければ
むしろ息子にも
悲しませる事だったと
気持ちが変わりました

その後
息子の花粉症は
その当時を思えば
鼻水程度に
随分軽くなりました


当時の小さな息子を
通じて教えられたこと
先生からの言葉で救われたこと
ありがとうばかり・・・



子供にとって
ママが笑顔で
居ることの方が
重要であり


何にも代えがたい愛情だと
私自身の経験をもって伝えます

最後までご覧いただき
ありがとうございました♡

笑顔が魔法になる♡

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