間や空間、行間と伏線
とある映画のインタビュー記事を書きました。
海外の監督が撮った作品についてのものでしたが、その本旨は別として、間や空間が印象的な作品でした。
いろいろなプロフィールを拝見していたら、やっぱり日本映画にも文学にも精通されていていて、わびさびの勘が強い方、のようです。
雨の音や、緑の間をそよぐ風。
ジブリか、はたまた小津映画のような。
少し前のドラマで、行間とか伏線という言葉が話題になりましたが、うまくはりめぐらせてきちんと回収するって、簡単ではない。
間や空間は、一歩間違えるとただの間抜けだし、行間や伏線はりめぐらしすぎて結局何だったのか、よくわからない感じになりがちです。
伏線はこれからの課題としても、行間からふわりといい匂いがしたり、涼しい風がひゅるっと吹くような、そんな文章を書いてみたいものです。
“季節の本屋さん”における、よりよい本の選定に使わせていただきます。