手相占い師藍さんと お花畑の天使たち☆〜9〜

 令和2年、私たち夫婦は、インド風水を参考にして 熱海に移住しようとしていた(温泉が近いのと、間取りのせいで)。

 10月24日、25日に 藍さんの手相鑑定の日があるのを利用して、「一緒に内見に行こう」と、申し出た友人Tを伴って 3人で、東海道線に乗って まず 伊東の物件に向かい、いい物件に当たらないまま、私たちは小田原に着いた。翌日は、熱海の物件である。

 それは、いいとして、

 藍さんの鑑定会である☆

 私の鑑定の前に、佳代子さんの鑑定があった筈だ。急げば、佳代子さんとは、30分は話せる♥

 小田原に着いたのは、早すぎた。まだ、佳代子さんは 鑑定中だ。

 私たちは、以前 私が、時間潰しをしたファミレスで、食事を摂り、「まほらま」に向かった。

 「まほらま」には、複数の人が集まっていた。

 1年前のことで、

 おぼろげにしか、憶えていないが、

 佳代子さんは、すぐに分かった。

 Facebookで見たように、優しそうで 親しみやすそうな

 「お姉さん♡」という

 感じだった。

 どういうきっかけで、私たちは、お互いを見つけ、

 話しだしたか、忘れたが、

 「まほらま」内の 喫茶「Yohaku」のケーキとお茶を食しながら、30分私たちはお話した。

 お互いの手相を観せて、

 佳代子さんは、藍さんに「身体を鍛えるともっといいよ」と、言われたそうだ。

 佳代子さんの手相には、V型の太陽線や、マスカケ線などがある。

 私の手相を、手相のプロ養成講座に出ている佳代子さんに見せると、私が「反抗線」と、判断しているものを「忍耐線」と、言ってくれたり、生命線を「体力がある」と、言ってくれたり、良い方に観てくれた。

 コメント欄でも、ソフトな感じで私を受け入れてくれる佳代子さんを 私は慕ってた(彼女は私より 少し年上)。

 いよいよ、私の鑑定だ。

 藍さんの部屋に入る。

 藍さんの部屋では「いつも、お香を焚いている」と言う。私は、お香には詳しくないからわからないが、いつも 日によって違うのだろうか…?以前は、全く緊張して気づかなかった。

 「こんにちは〜、えみちゃん」
 私は、「全体的にどうか」と言う感覚できいていた。
 
 その前の、客の緊張感をとる会話からか、私の主人のことや、友人の話もした。

 「えみちゃんのご主人、優しそうよねぇ、それに なんか、『クッキーモンスター』みたいじゃない?」
 『クッキーモンスター』とは、英語番組(Eテレ)「セサミ・ストリート」のキャラクターだ。

 「たしかに……!(激笑)」

 藍さんと私は きゃぴきやぴ笑いながら、鑑定にはいった。

 「う〜ん、えみちゃん、火と水の手の中間かな〜」
「あ、この線なんですか?」
「2重感情線ね」
「これは?」
「社交線」
「これは?」
「う〜ん、もう少しで繋がる変形マスカケ線ね。繋がったら、マルチに働けるよ?あと……」
藍さんは、続けた。
「癒やし系だから、占いとかにも向いているわね、人の話を聴いて、癒やしたり」
(うーん、なるほど…)
「で、あと一歩覇王線だから、今の仕事が向いてるのね、それをやりながら(それを題材に)エッセイを書くのも、いいわね☆」
(うんうん…)

「調理やお店をやりたいと思ったこともあるんですが……」
「なるほど……店をやるには、インスタや、You Tubeで料理をアップしたり……」
 鑑定は、続いた。

 なんか、私のキャラクターが面白いのでYou Tubeのライブで、チャンさん(ヨガの先生)と、対談やらないか?と、誘われたような気もするが 私はそれは「冗談」と、判断した(真意はわからない)。

 藍さんは、人のオーラが分かるらしい。
 以前の私のオーラは、どんよりしていたが、今回は白くていいオーラだそうだ。(主人と友人と喋りまくって 発散したから?)

 で、藍さんは、人のオーラに影響され易いので、悪いオーラの人に近づくと、グッとこらえて「防衛」するらしい。



 藍さんは、優しくて 影響され易い「水の手」の手相の人だった………



           つづく

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