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HSEの景色_HSPの特徴~ささいな刺激を察知する~


こんばんは、籤川えみ(くじかわ・えみ)です!

いよいよ今年も大詰めですね、時間過ぎるの早い…。


はじめに

今回の記事は、HSPの持つ4つの特徴(DOES)について!

こちらの記事から引き続き、書いていきたいと思います。
4つの特徴を取り上げているので、今回で一区切りですね。


武田友紀さんの『繊細さんが「自分のまま」で生きる本~繊細さは幸せへのコンパス~』では、HSP気質の根底に存在する特徴(DOES)のうちの1つを、「Subtlety:ささいな刺激を察知する」として取り上げていました。

本の中から文章を以下に引用させていただきます。

・S | ささいな刺激を察知する Subtlety
 小さな音、かすかな匂い、相手の声のトーンや視線、自分を笑ったこと、ちょっとした励ましなど、細かなことに気づく。気づく対象は様々で個人差がある。


この「些細」とは、個人的な意見として、マジョリティである非HSPさんから捉えれば「些細」である事柄なのかなと考えています。

ある1つの刺激が、HSPである皆さんや私にとって、ちっとも「些細」とは言えない、大きな刺激であることは常かなと。

また、先ほどの引用文の通り、気づく対象は様々で個人差があることも、留意しておく必要があると思います。

これから書く内容は、1人のHSPが体験したこととして、読み進めていただけたら嬉しいです。



ささいな刺激を察知した体験談

他人の声のトーンや視線が気になってしまう自分としては、中学・高校の学級活動が辛かったです。

卒業式か何かで学級にいる私を親が見た後に、「あんたの目、すごい泳いでたよ」と言われました。笑

正直、クラスの目に見えない部分が不快でした…。


いわゆるスクールカーストがあったのはもちろん、カースト上位の人がおとなしい子(口数が少ないだけで、頭では色々考えているとは思うけど)に対して居心地の悪い雰囲気を醸し出すのが上手かったり。

今となっては、そういう人は自分の核が弱かったり、心に余裕がなかったんだろうなとは思いますが…。

当時は、本当にきつかったです、絶対に戻りたくない!


こんな空間に常時いたら、そりゃあHSPの私は刺激に疲れ果てますよ。笑

教室内の至る所で繰り広げられている会話が気になってしまうんですから。



刺激に圧倒された瞬間

HSP関連本(特にエレイン・アーロン博士の著書)を読んでいると、「刺激に圧倒される」という表現を目にします。

人によって、刺激に圧倒された瞬間、自身に起こるサインがあると思いますが、私の場合は以下の通りです。

・頭がパンクして思考停止する
・俯瞰して見る、もう1人の自分が現れる
・心や感情を遠くにする(無意識に)
・とにかくネガティブ思考になる

後から振り返ってみて、ここに挙げたような状態になっていたら、何らかの刺激に圧倒されていたんだな、と自己分析することが出来ます。



おわりに

本記事を含め、DOESについて4本の記事を書いてきました。

その総括にもなりますが…。

敏感さは悪いことばかりではない

と、私は思っています。


今回取り上げた「ささいな刺激を察知する」でいうと、外に出たときに感じる風(というより、自然?)の匂いや、季節・四季の匂い。

嗅ぐと、何か安心するというか、心地良いんですよね。

あとは、ペンのキャップがカチッとはまる音、ペンのノック音なんかも好きです。

最近では、硯で墨を磨る(する)瞬間の音や匂いが大好きで、筆を持つ前に時間をかけて作業を行っています。


今年の8月からnoteに記事を書き始め、「HSEの景色」は計33本となりました!

このマガジン・記事を通して、たくさんの人と出会えて、刺激的な2020年でした。

もちろん、これは十分な良い刺激です!笑


私の文章を読んでくださった方、フォロワーさん、ありがとうございました。
また来年も、どうぞよろしくお願い致します。


最後に。

近く、こちらのマガジンに新規記事を追加しますので、よろしければご覧ください。


それでは!




アルバイトが出来なくなってしまったので、サポートしていただけたら本っっ当に嬉しいです!!!