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光のあるうちに光の中を歩く

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47都道府県の写真にまつわる話について書いています。写真家、写真美術館、写真集を扱う本屋さんなどなどの紹介。
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#美術館

石元泰博 生誕100周年 -高知にゆかりのある写真家

今年9月に東京都写真美術館で、石元康博の生誕100周年を記念した写真展が予定されている。とて…

岸辺ゆな
4年前
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小動物とアラスカ 松本紀生-愛媛出身の写真家

松山っていい街ですよね。ゆるキャラみきゃんのファンとして、愛媛に行きた〜いとなり、2016年…

岸辺ゆな
4年前
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瀬戸内の青、蒼、碧 宮脇慎太郎-香川の写真家

芸術祭一色だった昨年 今年は内省的な1年になりそうだ。昨年までの思い出を、記憶をたぐり寄せ…

岸辺ゆな
4年前
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目をそっと閉じて撮るような人 鈴木敦子-福井の写真家

大切なものを手に入れたくて写真を撮り続けていたら、私達には本当の名前なんてない事に気が付…

岸辺ゆな
4年前
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人と交わる手段としての -石川の写真家 河野幸人と梅佳代

やはり石川は文化の最強都市だった。出てくる出てくる、本屋が、美術館の企画が、戦前の写真家…

岸辺ゆな
4年前
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彗星のような飛行機雲を撮る高崎勉と死体を写す元AV監督の釣崎清隆 -富山の写真家

今日はミスチルとサカナクションの過去のライブの無料放映がYouTubeであったので少し贅沢な夜…

岸辺ゆな
4年前
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平面からはみ出す光の彫刻 土門拳、細江英公、佐藤時啓–山形の写真家

人の名前は一番短い「詩」だと誰かが言ったが、山形出身の3人の写真家の名前はどこかポエティックでロマンティックな響きがする。土門拳(どもんけん)、細江英公(ほそええいこう)、佐藤時啓(さとうときひろ)。おそらく何世紀経っても、写真史に名を残す人たちだ。2019年の9月、初めて山形の酒田市を訪れたので、その写真も交えながら山形の写真家について語ろうと思う。 リアリズムの鬼才、土門拳と写真美術館 日本初の写真専門の美術館は山形にある。1983年に開館した土門拳記念館だ。(東京都写

海を空のように撮る中村征夫と雪を星のように写す草彅裕−秋田の写真家

雪国生まれで南国の海を撮る写真家、中村征夫雪国生まれだが、南国が好きでダイバーになった写…

岸辺ゆな
4年前
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畠山直哉とみやこうせい−東北とルーマニアあるいは震災と魔女

虹みたいに誰もが視覚的に美しいと思えるものが好きなのか、それとも一見したところ分かりにく…

岸辺ゆな
4年前
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