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設計のこと|小野宅イメージ

初回ヒアリングで、私は以下の要望を挙げていました。

・ゼロリノベらしい間取り
・ゼロリノベの既存事例には(少)ないテイストと仕様
・お店の外観を取り込んだような間仕切り
・猫対応の床材
・真鍮レター

それぞれご紹介します。

ゼロリノベらしい間取り

ゼロリノベでは間取りをつくりこみすぎず、「余白を残した空間設計」をおすすめしています。
空間に余白を残しておき、必要になったら家具やカーテンでゆるやかに間仕切りすることで、開放感を味わいつつ建材などのコストを削減したり無駄な空間ができずに済みます。
もともと一人暮らしで個室は不要だし、猫ものびのび過ごさせてあげたいと思っていました。
実際に4年弱暮らした1Kの賃貸ではクロゼットもトイレも開けっ放しで、開けたドアの下にホコリがたまるだけの無駄な空間でした。
なので新居では洗面脱衣所にもトイレにも扉はありません。

ゼロリノベの既存事例には(少)ないテイストと仕様

広報としては絶好の発信ネタなので新規性を重視して既存のゼロリノベ事例に少ないテイストにしたいと思っていたのと、もともと北欧系のシンプルな内装やTheリノベなインダストリアルより、ヨーロピアンというかコテコテのブリティッシュが好きだったので、深い木の色とグリーンをテーマカラーにしました🇬🇧
仕様で参考にしたのは、大すきなディズニーのオフィシャルホテルにあるアルコーブベッド。
アルコーブとは"くぼみ"のことで、日本ではマンションのポーチを指すことが多くあります。
ディズニーホテルのアルコーブベッドは、壁に厚みをもたせてつくったくぼみをベッドとしています。
販売時の間取り図を見た時からピンときていたことですが、取り払うことができない構造柱を基点に壁に厚みをつけてくぼみをつくり、そこをベッドにしたいと思っていました。
これは個人的に、好きな映画「スリーピーホロウ」をイメージしています。(ダークファンタジーな世界観がドツボ)

お店の外観を取り込んだような間仕切り

Pinterestで好みのイメージを集めたところ、"大きな窓のあるお店の外観"が好きなことがわかりました。
私はWICや洗面室の間仕切りとすることを想定しましたが、さすがプランナーさんの視点で「外観は外からの視点だから、家の中に取り入れた時の違和感のなさが課題」といって持ち帰って熟考してくれました🥹

猫対応の床材

家づくりをする際に特に人気なのが無垢フローリング。
足触りのよさや調湿効果が期待できますが、お出かけしている間に猫が吐き戻しをして長時間放置してしまうとシミになってしまうという懸念がありました。
また大きな音が苦手で掃除機が嫌いなので、なるべくフロアワイパーでこまめにお掃除したいと思い、塩ビタイルかシート貼りをリクエストしました。
猫飼いさんの多くはキャットタワーやキャットウォークをつくる方が多いですが、うちの子は吐き戻しの頻度が高いので造りつけは断念しました。

真鍮レター

真鍮レターは、土間に真鍮製のアルファベットを埋め込むこと。恥ずかしながら、ゼロリノベのお客様のInstagramで知りました。

真鍮レターを施したお客様の住まい

名前に愛着があるので象徴する英単語を表札代わりに埋め込む予定です。

模型を作ろう

これもお客様は参加する必要がなくプランナーが作るものですが、私は例によって「事あるごとに見学させてもらおう」としていたので、模型作りにも参加させていただきました。
模型作りの前にMTGをしてしまい、次の予定もあったのでプランナーさんにお願いしてきてしまいましたが、完成した模型は実際に動線をイメージできたし、元来ミニチュア好きなのでとっても嬉しい🥺

完成形は改めてご紹介します🙋‍♀️︎

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