見出し画像

銃乱射に備える!?海外の避難訓練@子どもが鬱になりまして㊳

サワディーカー。
タイ在住の5人家族です。
タイに来て小学生の子どもが不登校、そして鬱になり、その後登校を再開し始めた現在進行形のお話です。
その様子を私なりに記録していくnoteです。

前回は私の焦りについて書きました。

今回は学校であった避難訓練について書きます。

先日、新学年になって初めての避難訓練が学校でありました。
日本では地震、火事の避難訓練がメジャーですが不審者が校内に侵入した!という想定の訓練も近年はありますよね。

ここはタイ。
銃を持つことが出来る社会です。
もちろん誰でも買える、持てるというわけではありませんが。

銃の所持は8つの条件(成人、健常者、精神障害ではない、仕事に就き収入がある、住居がある、住所登録し6ヶ月以上居住している、薬物使用なし、犯罪歴なし)を満たしていれば、誰でも銃所持の申請ができます。
ただし、申請が通ったからといって、一般人が銃を自由に持ち歩くことはできません。あくまで一般人は合法的に銃が「買える」という許可のみで、常に持ち歩くことができるのは警官と拳銃携帯許可証を持つ人だけです。

WISEデジタルより


でも街を歩けば護衛官の腰には銃があったり、お寺で大きな銃をもった警官が隊をなしていたり。
カフェで隣の席に座る休憩中の警察官の腰にも銃はあります。
日本では本物の銃を目にすることさえなかったので、このような光景を見た時はけっこうな衝撃でした。
また保育園で銃を乱射するという痛ましい事件もありました。
タイは銃社会なんだということを改めて実感させられた事件でした。

このような社会背景を踏まえて、タイの学校での避難訓練は、銃を持った不審者が校内に侵入したという想定で行われたそうです。
子ども曰く、存在を感づかれないようにカーテンを締め、気配を消し、教室でじっと身を潜めていたとか。
もちろん銃には刺又では対抗できません。

子どもはこんなんじゃ、銃から身を守れないよ!!!とプリプリしていましたが、私自身もこの話を聞いて、実際銃をもった不審者が現れたら、どのように身を守ればよいか良いアイディアは思いつけませんでした。
安全でない場所には行かない、他人を挑発しないなど、危険な場面に出会わないようにすることが大事かなと思いました。

今回は少々テーマが異なる内容となりました。
今日はここまで!
最後まで読んでくださりありがとうございました!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?