真夜中のお灸タイム ♯習慣にしていること
最近の私の日課は「寝る前のお灸タイム」。
今年の夏から始めたセルフお灸だけど、
今まで、いろいろ試していく中で、最近ようやく「就寝前の静かなひとときに灸を据える」で落ち着いた。
深夜、あとは布団に入るだけ…という状態になったところで、一人静かに、手腕や足脚などのツボにお灸をする。
一箇所につき、約5分くらいだろうか。
もぐさに火が付き、赤く燃えて、独特の香りがする白い煙がスーと立ち昇る。赤く燃えている時は、それほど熱を感じないのに、もぐさが黒く燃え尽きた後、急にジンジンと熱さが伝わってくる。
時々「アッチッチッ!」となるときもあるけど、最近はツボにぴたっとヒットするようになり、「気持ちいい~♨」と感じることが多くなった。
お灸をするようになって変化したことは、以下の通り。
今までの私を振り返ると、無意識に肩に力が入り、ガチガチに緊張していたんだと思う。凝っていたり、痛かったり…。その部分を守ろうと、ますます無用な力が入り過ぎていた。
ところが、お灸をするようになって、そんな無駄な力の入り具合に気づき、これが原因でカラダが不調だったんだ…と悟った。
あぁ、今までずっと頑張ってきたんだなぁ…。
一生懸命、自分のために健気に頑張ってくれた自分のカラダに、感謝の気持ちが芽生えてくる。
これからは、大事に労わらなくては…。無理させてごめんね。
お灸によってカラダを温めるようになったら、固くなっていた箇所の力が抜けて、ゆるんできたのを感じる。
カラダがゆるむと、心もゆるむ。
最近では、私の心の持ち方まで大きく変化してきた。
あまり堅苦しく考えなくなり、「まっ、いいか~」と何事もゆるく受け止められるようになった。
こうして心がゆるむと、また更に、カラダもゆるむんだなぁ。
なんだか相乗効果で、心と体が互いにいい刺激を与えあって、ユルユル~と楽になってきたのだった。
◇
すると、こんな私の様子を見ていた夫が、「自分もやってみたい」と言い出し、私と一緒に「夜のお灸タイム」を楽しむようになった。
夫の場合は、足の太衝や三陰交、手の合谷のどこか一箇所に灸を施すのだけど、
「朝までよく眠れる」
と言って、とても喜んでくれている。また、灸の熱を心地よく感じているようで、お灸中はじっと目を閉じ、静かに熱の反応を味わっている。
ただ温めるだけなのに、得るものがとても大きく、根本から「健やか」になれるのがとてもいい。
自分のために、これからも続けていきたい。
🍃おすすめの本
この記事が参加している募集
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは旅の資金にさせていただきます✨