【白斑diary⑦】今日気づいたよ、これってもしかして…
今日は光線療法の日。
【前回の記事はこちら】
先週、8回目の光線療法を受け(←この記事は書いていないw)、今日はトータルで9回目となる。
今年の夏から始まったこの治療、今まではずっと暑いor温暖だったので、「事前に真っ裸になって日焼け止めを塗る作業」は、手間がかかって大変ではあるが、それほど苦ではなかった。
ところが、…である。
今朝の最低気温は9℃!
今季初の一桁気温!
エアコンの暖房をつけても寒い寒い。
この寒さにカラダが慣れていないから、冷気が肌に刺さる刺さる…。
だけど、今日は、光線療法を受けなくてはいけないので、寒いけど頑張って上半身真っ裸になった。
まずは白斑部分に軟膏を塗り、次に白斑以外の箇所に日焼け止めを塗る。
薬を塗るだけならまだ良いんだけど、日焼け止めが加わると、結構時間がかかる。
鏡を見ながらヌリヌリしていて、ふと、
「あれ?私の今のこの姿、どこかで見たことがあるぞ…」
と思い、記憶をずーと辿ってみた。
すると、出てきたのが👇(こちら)。
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じゃーん!
そうだよ、エガちゃんだよ。
今日は黒っぽいボトムだったから、それで気づいたのだ。
今の私は、どう見ても「女エガちゃん」状態だわ。
しかし、今更ながら、どうしてエガちゃんは「江頭2:50」という芸名になったのか?
調べてみたら、こんな理由だった。
ちなみに「江頭」は、エエガちゃんのご本名(苗字)とのこと。
この記事を読みながら、「そうだ、エガちゃんって90年代に出てきた芸人さんだったなぁ」と思い出した。
当時はあまりに前衛的な芸風だったため、社会から色者扱いされていたような気がする。
だけど今では、彼の芸風は勿論のこと「生き方」も全部ひっくるめて社会からすっかり認知され、今や人気者ではないか。
(「エガちゃんネル」より)
エガちゃんを見てると、なんだか元気がでるんだよなぁ✨
…と、話を戻して、軟膏&日焼け止めを塗り終えた私は、皮膚科へと向かった。
◇◇◇
今日の皮膚科はメチャ混んでいた。
そして珍しいことに、今日は光線療法の先客がいて、受付で「10分ほど待ってほしい」と言われた。
私以外の患者さんにガチあったのは初めてで、「ほぉー」となる。
空いている椅子を見つけてそこに座り、スマホをいじりながら待っていたら、処置室から60代くらいのおじさんが出てきた。この方が先客らしい。
やがて私の名前が呼ばれ、私も処置室へと入っていった。
いつものように先生が来て、先生に「どう?」と聞かれ、いつもと同じ返答(少し赤くなって痒みが出たけど、その日で収まった…という話)をする。
最初の頃と比べると、先生も私に慣れてきたみたいで、カルテを見ながら何やら面白いことをつぶやいて(よく聞き取れなかったw)、先生は照れ隠しにヘラヘラと笑いだした。私もよくわかんないけど、つられてヘラヘラ笑う。看護師さんもへへへと笑っていた。
処置室内に、三人のライトな笑いが渦巻く。
何なんだろうね、この奇妙なチームワーク(笑)。
毎週顔を合わせていると、不思議な連帯感が生まれるらしい。
今日も、カラダの表・裏・横…と光線を当ててもらい、無事に今週のノルマは完了した。
◇
外は相変わらず鉛色の曇り空で、寒い…。
道行く人たちが、分厚いコートを着こみ、マフラーを首に巻いていた。
晩秋の風景だった。
【次号につづく】
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