見出し画像

「モノを買う」考

私にとって「モノを買う」とは、欲しい物を買って所有するという単純なことではなく、「出会う」とか「ご縁」とか、そんな言葉で表した方がしっくりくる感じのことです。

私がモノを買うまでの過程は、ちょっと変わっているんですよね。

例えば、わかりやすく説明すると…。

「最近、眠れないなぁ」と感じた時、「グッスリ眠れるようになりたい」と心の中で強く願います。

すると、「私がグッスリ眠るために必要なことは何か?」の情報が、少しずつ少しずつ私のところに流れてくるのです。

それは「気づき」という形で訪れるんですよね。

しかも、いきなり「答え」が出てくるのではなく、少しずつ少しずつ誘導されるような感じです。

ある日、「寝て起きた時、腰が痛いんだけど、もしかしたらこれがグッスリ眠れない原因なのかもしれない!」とハッと思いつき、「どうしたら腰の痛みが解消できるかな?何か良いものはないかな?」と考えるのです。
すると数日後、このタイミングで、布団屋さんの折り込みチラシを見つけて、その記事を読んで「あっ!寝具か…」と気づきます。
このチラシの文面を見て、信頼できそうだわと感じるので、その布団屋さんにちょっと行ってみたら、そこで寝具命のご主人と出会って、親身に相談に乗ってもらい、自分に合ったモノと運命的に出会う…。

また、別の日には、足元が冷えることに気が付いて、「足を温める何か良いものが欲しいなぁ」と思い、頭の中で「こんなものがほしい」と具体的にイメージしていたら、それにほぼ近いものにバッタリ出会えて、その場でゲットする…。

とまぁ、こんな感じです。

自分の中でじっくり熟成させて待っていると、自然の流れで「自分にとって必要なモノ」と巡り合える…という感じです。

コツは、その件に関して「私はアクションを起こします」と心の中で決意することです。決意することで、今の自分の現状に見合ったモノへと導かれていく…という感じなのです。

判断基準は、値段とかブランドはあまり関係なくて(こだわらない方が良いみたいです)、自分にフィットするか?否か?なんですよね。

実際に試してみて「良かった」と感じても、数年使い続けていたら、そのモノも無事に役目を終えて、もう必要なくなることも多々あります。

そんな時は、気持ちよく感謝して手放すようにしています。

もちろん「最初から合わなかった」というのも、たまにはあるけど、そんなときは、無理して使い続けず「これは『私に合わない』と学ぶことができた。いい経験をさせてもらった」と感謝して、手放す(=まだ使えそうなものは、必要な人や欲しい人にあげる)ようにしています。

だけど、今までを振り返ると、あまり「最初から合わない」と感じるモノは少ないかもです。

直感的に「これは今の私に必要かしら?」を基準に、即決・決断しているから、合わないものは事前に自然とはじかれていくのでしょうね。

そう考えると、モノとの出会いも、人との出会いと一緒。
まさに「一期一会」だなぁ…と感じる、今日この頃です。



この記事が参加している募集

振り返りnote

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは旅の資金にさせていただきます✨