東京オリンピック。本当なら明日が開会式だった。
今日から4連休が始まった。
一体どういう連休なのか・・・と調べたら、今日は「海の日」で、明日は「スポーツの日」。明後日は土曜日で、明明後日は日曜日。
この見慣れない【スポーツの日】という祝日を見つけて、
「あっ!本来なら、明日が東京オリンピックの開会式だったんだ。」
と思い出した。
コロナと長梅雨のせいで、季節感がゼロ。今が7月の第三週で、本来なら夏休みが始まる頃だなんて、全く感じられない。
こんな調子だから、今が暦の上では「夏」だということも、明日が「オリンピックの開会式」だったということも、すっかり意識から飛んでいた。
◇◇◇
実は、この【スポーツの日】、もともとは【体育の日】である。
10月10日の【体育の日】が、7月24日に移動になり、更に名称が【スポーツの日】と改められ、2020年から施行されることとなった。
ちなみに1964年に開催された先の東京オリンピックは、開会式が10月10日である。台風一過で爽やかに晴れ渡った青空の下、国立競技場で華々しく行われた。
そう、この時代は、秋にオリンピックが開催されたのだ。
秋開催なら、夏の猛暑を避けられるから良いのに・・・と思うのだけど、調べてみたら、世界の人気プロスポーツのテレビ中継が秋に集中しているため、オリンピックとはいえ、夏期しか放送枠が確保できない・・・という大人の事情があるらしい。それでも無理して秋開催にすると、今度は天文学的な放送権料が必要になるとのこと・・・。
来年に延期になった東京オリンピックも、やはり開会式は7月23日。夏に開催の予定だ。
◇◇◇
しかし、本当にできるのかな・・・。
中止になるのではないかな・・・。
まだまだ心配は消えないけど、1年後の今日には、皆でテレビ中継を見ながら、「紆余曲折の日々だったけど、無事に開会式ができて本当に良かった」と歓喜できるといいなぁ・・・と思う。
果たして、どんな1年後になっているか。
楽しみでもあり、少し怖くもある。
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