年賀状作り

年賀状を書いている。

目が見えない上にペンで文字を書けないから、印刷するデータをパソコンで作る。
画面読み上げソフトが入ったパソコンを使っている。
画面読み上げソフトは、株式会社高知システム開発のPCトーカーだ。
対応したあて名書きソフト「マイアクセス」で作る。
毎年年賀状用の添付レイトがあるから、文面を自力でもある程度進められる。
イラストには見えなくてもわかるようにしっかり説明が付いているが、自信が持てず、母と一緒に選ぶ。
母と共通の知り合いが多いからだ。

文面が出来上がったらプリンターで印刷する。
はがきの向きを自力で判別するのは困難だから、母にプリンターに乗せてもらっている。
一人暮らしになったら、くぼみのある葉書を特別注文することになるだろうなあ。

印刷が終わったら、点訳ボランティアまたは点字ユーザーの知り合いには、葉書用の点字器と点筆で、点字を打ち込む。
葉書用の点字器はもう発売されていないらしい。
他の点字器では、葉書に点字を打ちにくいのに、貴重品となってしまった。

年賀状作りは、時間がかかるし、少し緊張する作業だ。

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