視覚障がい者向けセンスプレイヤー講習会

ライトハウスライブラリー主催、視覚障がい者向け情報機器講習会に参加した。
参加方法が三つあった。
松江市のライトハウスライブラリーに行く方法、自宅または浜田会場からズームで参加する方法、自宅でユーチューブライブで見る方法だった。
午後の講習会のサポートとして会場に行った。

午前中は、受講者全員が同じテーマに取り組んだ。
テーマは、センスプレイヤー。
センスプレイヤーは、有限会社エクストラから発売された携帯型デイジープレイヤーだ。
デイジーとは、デジタル録音図書の国際的な企画で、好きな移動単位で移動できたり、聞きたい場所を速く探せたりするのが魅力だ。
だからデイジーを利用している視覚障がい者は多い。
しかし、携帯型デイジープレイヤーがこれ1択となってしまったため、今注目の製品だ。

講師は有限会社エクストラの深見さん。
ズームで教えてくださった。
センスプレイヤー本体は、有限会社エクストラから貸していただき、受講者一人につき1台ずつ置かれた。
ともに、専用の金属製スタンドも設置された。

センスプレイヤーの形はリモコンのようだった。
大きさは小さめのスマートフォンくらい。
アンドロイドが搭載されているから、中身はスマートフォンだ。
USBタイプCで充電できるから、スマートフォンと同じだ。
サピエというウェブサイトから、デイジー図書をダウンロードするのが数分でできて速い。
デイジー図書を聞いたかぎりでは音がきれいだった。
デイジー図書の再生中に、移動単位が選べるし、しおりを付けられる。
簡単な操作で録音できるから、ICレコーダーとして買っても良いものだと思った。
裏面にカメラが付いていて、文字認識と色の識別ができる。
専用スタンドは、ちょうど良い距離感で、書類を撮影するためのものだ。
なんでも読めるわけではないだろうが、いろいろな書類を試している音を聞いたかぎり、だいたい正確に認識していた。
かわったレイアウトのクーポン券を読んでみたが、半分くらいは内容が理解できた。
他にもラジオを聞く、スマートフォンの外付けキーボードとして使うなど、機能が多い。

深見さん 本当にありがとうございました。
有限会社エクストラの紹介ページを貼り付ける。
センスプレーヤー
https://www.extra.co.jp/sense/senseplayer.html

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