障がい者優待ICOCA

バスを利用していて、点字使用者だ。

住んでいる自治体から、障がい者優待ICOCAが支給された。
これまでは磁気カードが支給されていたが、磁気カードが使えなくなったため、代わりにICOCAが支給された。
磁気カードは、バスの乗り降りのさいにカード期の狭い隙間に通すのが大変だったため、ICOCAがくるのを心待ちにしていた。

点字の説明書が同封されていたから、自力で使い方と注意事項を確認できてありがたかった。
破損したり噴出したりしたら、再発行に手数料とデポジット、合計1020円が必要になる。
チャージはできない。
などと書いてあった。

全く目が見えないので、2枚のICOCAが支給された。
1枚は本人用で、もう1枚は介護者用だ。
それぞれのカードに、点字で「いこか ほんにん」「いこか かいごしゃ」と書かれたシールが貼られていた。
これで自力で区別できる。

ICOCAが届いても、機械の場所を覚えなければ自力で使えない。
母につきそってもらって、ICOCAを使う練習をした。
バスの乗り降りのさいにかざせば、反応が速くてビックリ!
機械の場所をバッチリ覚えた。

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