子宮筋腫で子宮全摘 少しずつ回復2

大きな子宮筋腫ができてしまい、子宮を全摘する手術を受けた。
手術の翌日から2日後までについて書いてみる。

ごくたまに手が動かせるときは、スマホを操作できた。
家族からのラインに既読を付けたら、みんな大喜びしてた。
ただベッドをコントローラで動かすと、iPhoneが滑り落ちてしまうから、ずっとベッドに置いておくことができなかった。
かといってテーブルにおくと、とるのが難しかったり、邪魔になったりした。
だから、ベッドの柵にひっかけられるホルダーがほしかった。

手術翌日は、まだ痛みが強くて、痛み止めの点滴を打ってもらった。
手術から2日後、傷の痛みが少なくなり、痛み止めは内服薬だけ飲んだ。
しかし、お腹の内側に痛みを感じるようになって、会う人みんなにいてて!と言っていた。
食事の時間とお腹がくだってきたときが痛かった。
主治医いわく、腸の痛みだそうだ。
腸の痛みには痛み止めは効かないかもしれないと言われた。

手術の翌日、背中の管からとっていた痛み止めがなくなり、管をとってもらった。
点滴の線がつながる時間が減り、線がないときは両手に包帯が巻かれた。
手を動かしやすくなったが、何度も包帯がほどけて巻きなおしてもらった。
手術の2日後、お腹に着いていた管をとってもらった。
出血をためるために着けていた管だった。
左手の指先に着いていた管をとってもらった。
酸素濃度計だと思う。
包帯が片手だけになった。

手術翌日は、看護師に手伝ってもらってベッドに座ったり、立ち上がったりした。
まだお腹に管があったので、抜けないように管がつながったバッグを首にかけた。
正直辛かったが動ける度に嬉しかった。
手術から2日後には、歩いて部屋のトイレに行けるようになった。
最初は手伝ってもらったが、点滴棒を白杖代わりにして一人で行けるようになった。
しかし、トイレについても管の扱いが怖くて、看護師を呼んだ。
トイレからベッドに戻ると、ぐったりと横になった。

歩けるようになったら、下着をt字パンツからサニタリーショーツにはきかえた。
まだ管があるからちょっときつかった。
そして、体を拭いてもらった。
浴衣のような病衣からじんべえのような病衣に着替えさせてもらった。
劇的に動きやすくなった。

手術の翌朝から食事が始まった。
本当は牛乳が出るところを、ヨーグルトに変えてもらってありがたかった。
最初の2回は食べさせてもらったが、その後は自力で食べられるようになった。
食事のメニューは、おかゆや煮魚など柔らかいものだった。
なかなか食欲がわかなかった。
おかゆは好きだから食べられるようになったが、甘いものと炭水化物は食べられるが、野菜などのおかずがなかなか食べられなかった。
それでも食事に向かう度に、食べられる量が増えて、回復しているのを感じられた。
最後におかゆが出たときは、ほぼ完食できた。

食事とともに投薬も始まった。
食前には2種類の漢方薬。
どちらも腸を動かす薬だそうだ。
手術から1週間後まで続いた。
食後には、痛み止めと胃腸薬。
手術から5日後まで続いた。

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