見出し画像

バイ&ホールドで長期投資〜バフェット投資術〜

バイ&ホールドとは投資の神様 ウォーレン・バフェット流の投資法で、購入した株は短期で売却せず長期に渡り持ち続ける投資戦略のことです。
バフェット氏のこんな名言もあります。
Our favorite holding period is forever. 
我々が望ましいと考える保有期間は"永遠"だ


"永遠"とは極端な表現ですが、バフェットさんなりの思惑があり、短期で株を売買して結局は損をしている人があまりにも多いので、それを戒めている、という説もあります。
https://allabout.co.jp/gm/gc/22600/

短期売買にもすぐに利益が確定する等メリットはありますが、相場や企業分析、海外を含めた経済情勢の理解が必要であったり、投資初心者にはなかなか難しいです。
会社員など本業がある人は日中の相場の動きが気になって本業に集中できなくなってしまう可能性もあります。
オフィスワーカーの友人も株を始めてから、仕事中トイレに行くふりをして頻回に携帯で相場のチェックしてる、と言ってました💦
そもそも短期投資は「企業の成長性や収益性を見込んで投資する」という株式投資本来の目的からも少しずれており、ギャンブル性が高く投資ではなく投機になります。

長期投資のメリット

・複利効果
複利運用とは、投資で得た利息や配当金を、そのまま投資元本に加えて次の投資に回す方法のことです。投資資金が増えていくことで利息も多くなるため「雪だるま式に資産が増加」していきます。
対して、単利とは最初の時点の元金だけを対象にして利息がいくらであるかを計算します。元本にのみ利息を付けていき、投資から得られた利息を考慮しません。
例えば、元金100万円、配当金5%で投資を開始する場合の、単利、複利それぞれの経過を見ると、10年後は複利の方が単利よりも、運用益が約13万円も多くなります。

画像1


https://incomlab.jp/long-term-investment-6392#21

・時間と労力の負担が少ない
長期投資の場合は、長期的に見たときに値上がりしていれば良いため、日々の値動きに一喜一憂する必要がなく、精神的な負担も軽いです。相場に張り付かなくて済むので、本業を持つ会社員でも負担が少ないといえます。

・低コスト
1日のうちに何度も売買を繰り返すデイトレードのような短期投資は、売買にかかる手数料が頻繁に発生することになりますが、長期投資であれば、短期投資と比べて売買の回数が少ないため、手数料も少なくなります。
また、売買によって利益を得たときはその利益に対して所得税や住民税が課せられます。利益が確定するまでの期間が長い長期投資は、短期間に売買を繰り返しその都度税金が課せられる短期投資と比べて税金負担が少ないです。



長期投資のデメリットとして、利益をすぐに得られない、失敗するとお金や時間のロスが大きいなどがあり投資対象の選択がかなり重要になります。
バフェット流に倣い購入後持ち続けていても、投資していた企業が倒産したら損失は大きいですし、値下がりした株を売ることができずにずっと保有したままになってしまう、いわゆる塩漬け株となるリスクも短期投資より高くなります。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?