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初心者が投資を始めるのに最適な時期は?

投資を始めたくても、いつからが良いのかわからない、タイミングを見て始めたい、と考える人も多いのではないでしょうか。
いつが良いか、結論はいつからでも始められる、始めると決めたら早い方が良い、ということです。その理由をドルコスト平均法の理論で説明します。

ドルコスト平均法とは?

投資信託や株式など価格が変動する金融商品を、毎月1回といったように定期的に一定金額ずつ買い付ける投資手法。一定の金額で買うため、価格が安いときは購入数量が多くなり、価格が高いときは購入数量が少なくなります。このため、定期的に同じ数量を買い続けるより、結果的に1単位当たりの平均取得価額が割安となるので、長期投資に向いています。

ドルコスト平均法は一定金額ずつ購入する定額購入法ですが、対して一定の数ずつ購入していく定量購入法もあります。

ドルコスト平均法 VS 定量購入法

下の図は、投資信託をドルコスト平均法で毎月同じ日に30,000円ずつ購入した場合と、毎月3口を定量購入した場合を比較した例です。ドルコスト平均法で積み立てたほうは、合計で16口購入でき、平均購入単価が9,375円、それに対して定量購入では、15口購入できて平均購入単価は11,000円です。つまり、ドル・コスト平均法のほうが1口多く購入できたうえに、平均購入単価は安く済んでいることがわかります。

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ポイント
①価格上昇、下降、どのタイミングでもスタートできる
ドルコスト平均法では、価格が安いときにはたくさん買い、高いときには少なく買うことになります。一定金額ずつ購入していくことで平均取得価格を安定させ、価格変動リスクを抑えることを目的としているため、スタートのタイミングは選びません。

②価格変動に関わらず、購入数(口数)は積み上がるので売却しない限り口数は減らない
"投資の成果 = 口数 ✖️ 価格"
です。購入を続ければその分口数は積み上がるので、成果を上げられます。もう一つの要素の価格も大事です。口数を増やしても、価格が上昇しなければ成果は期待できません。価格の一時的な下落はあっても長期的には上昇傾向にある商品に投資したいですね。投資先について以下で紹介しています。

③日々の価格変動に一喜一憂しないで投資を続けられる
投資の終わりを検討するとき以外は、相場の動きを細かく読む必要がないので、相場に対して神経質にならずに済みます。価格が下がっているときは不安になりがちですが、口数を多く積み上げられている状況ですし、価格が上がったときには買える数は減ってしまいますが、すでに保有しているものの価値が上がっていることを意味しますので、これもポジティブな要因となるでしょう。

④投資初期にまとまった資金を用意しなくても始められる
毎月自分の家計に応じた金額を少しずつ投資できます。"貯金があまりない"、"毎月5,000円なら大丈夫"という人でもドルコスト平均法は向いています。

⑤早く始めた人の方が有利
毎月同じ金額を同じ商品に投資し続けた場合、②の理由で早く始めた人の投資成果を追い越すことはありません。


ドルコスト平均法 デメリット

①手数料がかさむ可能性がある
定期的に購入するということはそれだけの頻度取引をしているのでその分一括購入に比べると手数料がかさむことがあります。

②損をしない訳ではない
平均購入単価を下げられることは、損をしにくいことにつながりますが、損失が出る確率は当然0ではありません。長期的に価格の下落が続けば、購入口数は増えても結果的には損失が出ます。売却のタイミングによっては利益を得られないこと、元本割れのリスクがあることを念頭に置きましょう。

③短期投資には不向きである
ドルコスト平均法は短期間で大きな儲けを出す手法ではありません。安値になったときに大量に買うなどのコントロールもできません。長期投資(少なくても10年)を前提として定額を定期購入するという仕組みは投資初心者にはメリットですが、短期間で大きな儲けを狙いたい人には不向きといえます。

ドルコスト平均法は、定期的に一定金額を積み立てるだけで時間を味方にしてリスクを抑えながら投資する方法です。
価格変動のチェックも必要ないので、投資初心者や忙しい方々にも向いているといえます。
始めるなら早い方が有利なので、私も思い切ってまず投資を始めて、それから少しずつ勉強しています。
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