👘日本舞踊だって！🌟

今回は、今までのながれと離れたおなはしです！

何時もご覧くださりありがとうございます😭✨

ふと、先日稽古をしているときに思ったことがありました…

日本舞踊を踊っていれば、どんな音楽でも踊りやすく感じるのでは！？

ということなのですが…

これは、姉弟子さんのお稽古を見ていてお稽古の曲のなかで、四拍子と三拍子が入り混じっていることに気づいたことがきっかけです。

💡そもそも、日本舞踊で用いられる三味線音楽など和の音楽には一定に刻まれた「〇拍子」の概念が少ないです。

例えばピアノなどの楽譜には、一曲の中の基準として四分音符が刻むスピードが記されていますよね。和の音楽にはそれがないのではないでしょうか。基準のスピードは特になくて、唄う方や楽器の方々の「呼吸」や「息」でスピードやテンポが決まります。

鳴り物の方々の決まった拍子の一つに、「とったん拍子」というものがあります。これは、洋楽でいう「8×１(ワンエイト)」と同じ長さなのですが、ひとつひとつのテンポが一定に刻まれません。まさに鳴り物さんの息で奏でられるので、表現やノリによって抑揚が付きます。この一定のテンポで演奏されなくてもピリッと緊張感をもってそろった演奏ができるのが和風で圧倒的特長だなぁと思います✨

👀そういえば思い出したハナシ…そうあれは高校時代、ダンスの授業があったのですが、そこで受けた衝撃の発言。。

「日本舞踊やっててもダンスって違うし、千智は踊れなさそう…」

ガーン…😱😱😱

もちろん個人差はあるし💦！わたしが日本舞踊含め、踊ることが上手かどうかは、見てくださる方の感想によるので…何とも言えないですが…😭

当時の千智少女は自分は割と(ダンスを)踊れる方の子だと思っていましたし、なにより日本舞踊とダンスが違うって何事！？と衝撃を受けたのでした。日本舞踊だって踊ってるから‼‼‼‼踊り！！できるし！！！！！(ちさと17才)

いま、大学で機会を頂いてすこーーしだけ覗いた洋舞の世界で学んだことを鑑みて考えると、確かに日本舞踊とダンスは違うところもあります。でも身体表現という意味では日本舞踊だって！！！！！という思いは今も変わりませんし、むしろ今の方が強い思いになっています。

ということで、ここで日本舞踊ってすごいんだぞ！

っていうのをオタク目線でアピールさせてください🥺🌟‼‼‼‼笑

🌸まず！！！

先にも書いたのですが、日本舞踊って一定の拍子の音楽じゃないんです。

なので三味線のメロディーと打楽器のリズム。唄の謡いの抑揚と、これらの協和のなかの「間」！この繊細な音楽の中で、折々で必要なアクセントをひろって踊ります。またこの「間」というのも日本の伝統芸能の特徴だと思います。

これって結構すごいことだと思っていて、例えばダンスのレッスンの時って、最初はカウントで先生に振り付けを教えてもらってから音楽に合わせて踊ったりしませんか？日本舞踊のお稽古はこれをしません！…は言い切りすぎですが、多くのお師匠さんが音楽と合わせて振り付けを教えてくださるのではないでしょうか…🤔

というのは、日本舞踊の振り付けを伝えようとすると、どうしても音楽が必要で切り離して表現することが難しいのです。。なのでまず、はじめのお稽古の時は、音楽をかけてとにかく一緒に踊ってくださる先生の物まねをする！ということから始まります。

🌸そして次に！

この日本舞踊で用いる音楽なのですが！音楽の中で、四拍子をとって踊るところと、三拍子をとって踊るところが入り乱れるのです！

たとえば「やっとん拍子」とよばれる手と足をつかって拍子をとる振りがありますが、これは無理やり当てはめれば８×１におさめることができます。

ところが歌詞で「あれわいさぁのさ」と言われて拍子をとろうと思うと、これは三拍子のリズムなのです！そしてこのリズムにぴったりの振り付けが日本舞踊ではあてはめられています。

一曲の中にいろんなリズムが入り乱れているけど、意識せずにリズムに身体が反応して踊ることができる！これ日本舞踊踊ってる人たちのすごいところだと思います！！！そうです！お稽古されているあなたです👏💖！…とそんな気持ちです。。

ね！日本舞踊だって捨てたもんじゃないでしょう！？素敵でしょう👘✨！

むしろ瞬時にいろんな拍子の振り付けに対応できるなら、どんな音楽でも対応できるのでは！いろんな音楽に挑戦するのも良きチャレンジかもしれない！！

私はこの、音楽に身体が反応する感覚が大好きで、日本舞踊に限らず踊ることが大大大好きです！体に刻まれている身体表現の基礎が日本舞踊ということももちろん。日本が誇る伝統舞踊ですし、今こそ新たなアプローチで未来へつなぐ最初の窓口になりたい！というおもいから、創作舞踊などに挑戦をしています。…が、

自分で創作舞踊の作品をつくるうえで、私はいかに音楽に助けられていたのかということを痛感します。カウントで踊ると、振り付けも考えやすい一面があると思うのですが。音楽から離れて振り付けだけに集中しすぎてしまいがちで、表現が単調になりやすく、実際に出来上がった振り付けが面白くなくなってしますことがたくさんありました。自分の身体で表現するアクセントなど、抑揚のバリエーションを考えるのと、そのバリエーションの組み合わせ方も難してまだまだまだまだ修行が足りません。。。

もちろん！だから日本舞踊を踊るときは音楽の抑揚にあわせて、それらしく踊れているというわけではないのですが😭💦音楽が身近にいてヒントを与えてくれているので心強いなぁという感覚がわりとあります…

音楽・・・・本当にありがとうございます・・・・

おかげさまで踊り・・たのしいです・・・・😋

NO　MUSIC　NO　DANCE NO LIFE

みたいなことになってしまいました。

⚠️あ。でもでも、またややこしいことをいうのますが、この「音楽」は必ずしも楽器や発声によって奏でられるものではなく、目で見たときに感じる、踊っている人の身体の表現で演出されるリズムや流れも一つの音楽だと思います・・・と　いう、また踊りバカみたいな発言はまた日を改めてどこかでお話出来たらいいなあと思うます…よろしければ若輩未熟な踊りバカのお話をまた聞いていただけたら嬉しいです🙇‍♀️！

高校時代の私の悔しき思い出におもいをはせて！の記事でした！

本日もどうもありがとうございました！！

ちさと

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