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【頭がよくなる】勉強法:「やらないことを決める」漢字練習しなくていいよ。中2長男への提案~


おはようございます!
本日は、

【頭がよくなる】勉強法:「やらないことを決める」漢字練習しなくていいよ。中2長男への提案~

といったテーマでお話ししようと思います。

世にも奇妙なタイトル…
賛否両論は覚悟して、挑戦的な内容になります。

結論から申し上げると…
「やらないことを決める」
仕事だけでなく、勉強法にもこの法則は適用されると考えます。
長男との何気ない会話の中で、改めて感じた大切なこと。
解説していきたいと思います。

中2、長男の概要

はじめに長男の概要をサラッと説明させていただきます。
・中学2年生
・サッカー部(お世辞にもプレーにカリスマ性なし)
・中2の2学期まで塾に通わず独学
・期末テスト5教科アベレージ91点、
・完全に理数系。(理科、数学アベレージ94点以上)学年トップを争う左脳型
・1日10時間くらい寝る。(休日はほぼ寝ている。カオス( ゚Д゚)!)

すいません。ちょっと思い上がった発言にとらえられてしまうかもしれませんが、事実を述べさせていただきました。

塾ナシで期末テストはこんな感じ

彼自身、そして親である私からみても、完全に理数系の脳みそ。
小学校5年間、そろばん塾に通い、「そろばん検定1級」を勝ち取っただけあって、計算の速さは私でもかないません。また、理科で習った元素記号や化学反応といったジャンルも好きなようで、数学、理科の相乗効果を楽しんでいるように見えます。
そんな中…
長男からこんな一言が。「国語の成績を5に上げたいから漢字練習をしなきゃ」
私はすぐさま反応。「え?漢字練習しなきゃだめなの?」
長男:「漢字の書き取りがもっと上がれば成績あがると思う。めんどくさいけど成績あげるためにはやらないと」
私:「うーん。やんなくていいんじゃない?そもそも、それで成績が上がらなくてもいいじゃん。別に。」
この私の発言に、長男の眉毛が若干垂れ下がります。笑
安心してください。その理由、しっかりありますよ!!
ご説明していきます。

・彼らの未来

そもそも…彼らが大人になり社会に旅立つころ、約10年後の未来に、漢字を書ける能力がどれほど求められるでしょうか?もちろん漢字練習を否定しているわけではありません。あくまでも少し先の未来を予測したとき、私は疑問に思うのです。実際、私自身も漢字の読み書きは苦手。本を読んでいてもわからない漢字はスマホで調べて…仕事の資料作成でどの漢字か迷ったときはPCで検索して…おはずかしい話ですが、実はみなさんも同じ経験あるんじゃないでしょうか?でも、何とかなっていますよね?つまり、「調べる」能力があれば実際に読み書きできなくても何とかなる。むしろたくさんの漢字を覚える「記憶力」よりも膨大な情報の中から適切なものをピックアップする「検索力」のほうが彼らの未来には重要になるのではないか。と私は考えます。

・変わらない学校教育

上記でも述べた通り、これからの未来に何が必要か?と考えたとき、
これほどテクノロジーが進歩し、目まぐるしく世の中が変わっていっているのに、日本の学校教育は時が止まっているかのように見えるのは私だけでしょうか?もちろん、まったくとは言いません。長男の中学校、そして次男の小学校でもchromebookが配布され、デジタルリテラシーが少しずつ育まれているようにも思えます。しかし…まだまだ変化はカメのように思います。学校からの配布物も紙ベースが大半。長男の言葉が真実ならば、漢字を書いて覚える。という行為に成績評価の重きが置かれているのなら、そもそもその評価基準にいささか疑問を感じるのですが…私だけでしょうか…?

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・力の分散デメリット

最後に。一番伝いたい大事なこと。それは「力の分散デメリット」をもっと真剣に考えるべきだということ。
冒頭でも申し上げたとおり、長男は完全な理数の脳みそ。彼自身も自分の特性を理解し、「楽しい」と思える分野が明確になりつつあります。ですからわざわざ「楽しくない」漢字練習にリソースを割くことは非常にもったいないと思うのです。もちろん、日常的に困るほどまったく読み書きできないなら別です。一定の知識は必要ですが、一般的な教養レベルを満たしているのなら、無理に「まんべんなく優秀」になる必要などまったくないと私は思います。むしろ好きな数学、理科の勉強をもっともっとしてほしい。尖った才能をとことん磨いてほしいのです。
私の好きな著名人の一人、オードリー・タン。コロナ時に台湾で「マスクマップ」を開発。どの薬局にどれくらいの在庫があるかを国民に明示。混乱を抑えることに成功。一躍、時の人となりました。彼の書籍↓

彼は生後8ヶ月で言語を話し始め、8歳から独学でプログラミングを習得していきます。一方で小中学校では転校を繰り返し、14歳で退学。その後はネット経由で興味のある分野の研究者にコンタクトを取るなどして、学びを深めていったそうです。プログラマー・ハッカーとして台頭すると、16歳でインターネット企業を立ち上げます。すごい経歴ですよね。彼から学ぶべきこと。それは自分が楽しいを思えることに正直に貪欲に突き進んだ勇気です。常識や固定概念にとらわれず。そうして研ぎ澄まされた才能が多くの人々を「マスクマップ」というカタチで救いました。大げさかもしれませんが、私は子供達にも自分が「楽しい」と思えることに思う存分力を注いでほしいと思っています。

まとめ

賛否両論は覚悟の、挑戦的な内容でした。
ご意見があればコメントいただけると嬉しいです。
あくまでも、私の考え方。子育て論の一例です。
伝えたかったこと…それは
一つ一つの物事に疑問をもつこと。
「みんながやっているから」「誰かにいわれたから」と思考停止するのではなく、「そもそもなんのためにするのか?」「本当に自分にとって必要なことなのか?」を自分に問うこと。固定概念に縛られてはいけません。
変化が目まぐるしい時代だからこそ、常識を疑いましょう。

最後までご一読いただきありがとうございました!