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広報が考えるプレゼンテーションのクオリティをあげるコツ

最近、積極的に勉強会や交流会に参加するようにしているからか、様々な方のプレゼンテーション(LT)を見る機会が増えました。

Voicyでは体験入社を実施していて、入社候補の方のプレゼンの場に居合わせることが多かったこともあり、フィードバックで気をつけるべきことについては記事を書いたことも。

ただ、フィードバックの方法以前に、プレゼン方法や内容を改善する必要があるのではないかと思うことも多くありました。というのも、クオリティが高くないとその場が混沌とする光景を何度か目の当たりにしてきたからです。

とはいえ、難しいことを言おうとする必要は決してありません。じゃあどんな話をすればいいの…?と悩んでいる方も多いはず。

そこで、どんなプレゼンをすれば素敵なプレゼンだったと思われるのか、広報を担当する私が大事にしているコツを紹介します。営業のアポでも役立つはず!

そのプレゼンで何を変えるのか

何かのアクションを起こすときにはまず目的を考えるべきというのはみなさんも聞いたことがありますよね。おそらく、企業の担当者のプレゼンであれば、求人応募の増加やリード獲得を目的にすることが多いでしょう。

目的の設定の他にもう一つ抑えるべきは、そのプレゼンで誰の何を動かしたいのか、つまりBeforeとAfterでその場にいる人たちに何の変化が起きている状態を目指すのかを考えることです。というのも、プレゼンした人自身をどんな人だと思ってほしいのか、そしてどんな行動を引き起こすのかが重要だと思っているからです。

この、プレゼンをするときのBeforeとAfterで何が変わるのかが意識できていないと、ただ漠然と説明するだけになります。スライドを作るには時間がかかるので、つくりはじめてからはどうしても目的を忘れがちになりますし、プレゼン前は緊張するしで、スライドの内容をどのように話せばうまくいくかにしか頭が回りません。

ただ、人の心を動かせないと「こんな人(会社)もいるんだな」と一時的に認識されるくらいで目的を達成できず、終わったらすぐ記憶からかき消されてしまいます。

プレゼンをする人が目的を達成するには、「〇〇に詳しい人(または会社)」と認知されることが1番の近道です。そのためには、プレゼンを通して、誰が喜ぶのか、楽しむのか/どう思ってもらったら嬉しいのかを考える必要があると思います。そうすることで、この人ともっと関わりたいと心を動かすことができます。

人が動いた量で喜ぶべき

伝えたかったことは、何をするにも巻き込み力が必要だということです。

「君の言うことを聞きたい」「面白そうな人だ」と思わせるプレゼンができればいろんな人を巻き込むことができるので、社会的に地位が上がったり認められたりします。そうすると、さらに仲間が増えるので、自分の100%以上の成果を出すことができるのです。

私は広報という職種を担当していますが、この仕事はコミュニケーションの仕事です。一方通行ではなく、信頼関係を築き、最終的にファンになってもらうための活動に、これからも取り組んでいこうと思います。

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