わたしはくまのこ、うみ。 たいらのもりにすんでいる。 わたしのいえは、おじさんかぞくのいえのにかい。 おかあさんとふたりですんでいる。 おかあさんとけんかをするこえがうるさいと たまにおじさんにおこられる。 おかあさんはよる、まんげつがおかで おしごとをしている。 だからわたしはひとりでねむる。 ひとりでなかなかねむれないとき、 くらやみのなかから、くろのこが にょきにょきっとでてきて わたしにはなしかける。 くろのこはともだちだけど、 くろのこと
人混みをかき分けて、僕は君にたどり着いたのだろうか。 君と出会ったのは、よく晴れた日の学校の廊下で、あれはたしか高校2年生の春くらいの出来事だろうか。僕も君も初対面は別になんともない、ただの友達の友達という認識のみであったのだろう。 東京都の人口1400万人全員が同じ瞬間に瞬きをすることはあるのか 眠るときに見ている夢の種類の分布は如何なものか 1700人が乗っている月曜朝の7:40発渋谷行の1車両100人のうちの中の 私という1人がレールの上で加速していくうちに、
題材: 『雨の街を』 作詞/作曲/歌唱:荒井由実(松任谷由実) アルバム『ひこうき雲』(1973年)@UNIVERSAL MUSIC より はじめに突然だが、私はユーミンの曲が大好きだ。 言わずもがな、彼女の曲は全て情景描写が巧みで、聴く度に歌の世界に惹き込まれる。 本日は、数あるユーミンの曲の中でも私が大好きな『雨の街を』について、どちらかというと文学的な視点から・超個人的に・自分の人生と照らし合わせながら、解釈してみたいと思う!(要は身勝手な妄想です。) 3つの
「誰かが僕のイスに座り、そして僕の眠りを破壊する そして、生きていることに気付かされる」 ~ノア・バームバック監督作品『マリッジ・ストーリー』より~ (画像:https://natalie.mu/eiga/gallery/news/364818/1321280 『映画ナタリー』) -------------- 物語の終盤、主人公の男性が歌うシーンの歌詞の引用であるが、まさしくこの映画を要約している。 ちなみに歌の元ネタであるミュージカル『カンパニー』も動画にて鑑賞し