ホロライブ5期生の印象と魔乃アロエ卒業を乗り越えた先に【ホロライブ 】

5期生デビューから約1ヶ月。現在の印象。

雪花ラミィ

イメージは雪の一族のハーフエルフ。
声は癒し系。ポルカ等との絡みから溢れ出るママ属性を発揮している。
画像系のクリエイティブ能力を持つ(ぼたんと組み5期生のOPやED制作等)。
水族館を年パスで通うほどの水族館ガチ勢。
日本の伝統芸能の技芸を身につけている(生け花の華道、弟子を持てる4級師範相当持ち、書道は7段)

桃鈴ねね

イメージは異世界中国系少女。
語尾に「アル」がつくのが特徴(銀魂の神楽をリスペクトしているらしい)。
お絵かきや歌う事が好き。
ディズニーが好き(トイレの位置をほぼ把握している。1度行ったらチョロスを3本は買う。口の中に3本含めて甘い世界を感じる事をオススメしている)。
BLEACHが好き(難しい漢字の塊は大体BLEACHで覚えた)。
シンデレラガールズが好きで、「アイマスは人生」の名言に解釈一致している。
野菜が苦手(鍋やおでんは食べられる。生野菜や土感が苦手)。昼間に活動する事がよく見られる。
妹系。

獅白ぼたん

イメージはホワイトライオン。
動画制作などモノ作りが好き(CEOのYAGOOをゲーミング化する、ラミィと組み5期生のOPやED制作等)。
FPSが得意。デビュー後、FPSゲームのCall of Duty(COD)の日本代表プレイヤーの一人として選ばれる。

声は女性としては低めな方、立ち絵の長身さも加わって、落ち着いている印象がある。妹系よりは、お姉さん系寄り。

魔乃アロエ

イメージはサキュバス。ピンク系の髪色と角が特徴。
本人と運営の協議の結果、既にホロライブメンバーとしての活動終了を宣言している。上記の紹介動画は現在において魔乃アロエが登場する公式唯一の公開動画となっているらしい。
経緯は見ていたが、デビュー直前の頃は魔界出身としてキャラ設定にノリノリでトークしていて、
エンターテイナーとしての能力を感じた。
twitterでの同期や先輩たちとの絡みも見ていて面白かった。

尾丸ポルカ

イメージはフェネックのクォーターの道化師。
配信より動画が多い印象。動画勢寄り。
エンターテイナーの塊。人を楽しませようとする方向性にプロ意識を感じる。
前世は信○?と言われており、
前世のVtuberをリスペクトしていた者としてホロライブに入ってくれた事もだけど、
Vtuberとして復帰した事が個人的に嬉しい。


5期生として最初に迎えた正念場、魔乃アロエ卒業。

経緯としては8月15日にデビューした魔乃アロエ。順風満帆に思われたが、
デビュー前にLive2Dの情報漏洩相当を行なってしまった事が発覚し、2週間の謹慎を受ける。
その後、精神面や体調面での継続が難しいとし、8月31日付で運営のカバーより魔乃アロエの卒業を一般に公開された。

>「魔乃アロエ」卒業に関するお知らせ
>2020年8月31日

運営会社からの情報は上記の通りである。問題が発覚した際、ネットでは、Live2Dのデビュー前の漏洩について関心が集まり、更にその中で某大手Vtuber事務所の元メンバーの引退理由について真偽不明の情報を述べていた事からも、
ライバーの情報保護の観点から合わせて懸念、炎上となり、その後一部の過激なユーザーから魔乃アロエの前世情報や個人的交友関係が掘り起こされ、
その事が本人の体調に影響し、卒業へ繋がったのではないかと言われている。

(魔乃アロエ自身が他ライバーの真偽不明の情報を述べていた事については反省点ではあります。
現在は卒業という形で身を引く事で本件については沈静化した印象です。
卒業は相当な覚悟を持って選択したのだろうと考えます。ホロライブは今やVtuberとしては大手の人気事務所で、最近ではスーパーチャットの世界上位にランクインしている事が判明してからVtuberを扱っていなかった界隈や色々なメディアでの掲載も増えました。
所属する事で得られる諸々のメリットを手放す事を分かって、それでも卒業を選択した事に彼女の責任感や誠意を感じました。
一方で、卒業ではなく、謹慎期間を得て、諸々について誠意を持って説明する形で復帰の可能性も選択肢としてはあったのではないかと考えています。)

個人的にはVtuberはVの者である事の建前はありますが、中の人は当然に人間なのでパートナーが居ても、それがアイドル性を重要視している事務所であったとしても、法令やルールを遵守した上であれば基本的には問題ないと考えています(それがリスナーに歓迎されるかは別の話ですが)。
ただ今回はパートナー云々ではなく、情報漏洩に関しての部分が原因としては大きいとは言え、過度な炎上がなければ、魔乃アロエは謹慎の末に落ち着いた頃合いで復帰できた可能性があり、そう思うと、やりきれない感情になります。
魔乃アロエ卒業の一報を受けての5期生の同期としてのコメントを拝見する限り、少なくとも5期生メンバーとしてはアロエの情報漏洩件が発覚した後にメンバーで話し合って復帰の為に受け入れ態勢を整えつつあった状況、からの一転して卒業であった為、心境をリスナーに伝える際に、思わず言葉に詰まる様子等から、アロエの復帰を楽しみにしていたであろう事が把握でき、魔乃アロエに対して、私含め外部のリスナーでは分からなかったメンバー間での信頼感が確かに存在した事を認識できました。


ホロライブはデビュー前に同期メンバーとして直接会って交友を深める事は4期生達の配信からも知られており、
5期生も当然その機会があった訳ですが、直接会った際には、今後こうしたいねとか未来について語り合った事でしょうし、
そう思うと卒業は惜しいと感じています。
ココ会長の歌った英語版Shiny Smily Storyは最初の4期生で会った際に、桐生ココがこんな英語版の歌詞を作ってみたと提案して、
他4期生メンバーが元の日本語はこういう意味だよと、より表現に一致する英語を模索した事からも、
結構、その後の未来に繋がる企画が、5期生の場合も、その場で形成されていた可能性もあり、それを思っても重ねて惜しいと感じています。


魔乃アロエ卒業からの救済。

先ずは、アロエの魂である本人の精神面と体調面の回復が第一優先です。

回復し、落ち着いた頃合いに今後の活動をどうするかという方向に入ると思います。

一部では魔乃アロエの復帰に関して署名運動なども行われているようであり、気持ちは分かりますが、復帰は本人からの申し出や運営の調整がない限り難しいだろうと感じています。

または、そう簡単な話ではない事は分かりますが、もし復帰が可能な場合、
ホロライブでの復帰が可能なのか、難しいのであれば、他事務所所属や個人としての復帰だと考えています。
ホロライブで炎上した事の原因はリスナーがアイドル性を求めるあまり一部が過激になった印象があるので、
そもそもアイドル性を求めないような事務所であれば、リスナーから受け入れ易く、復帰し易い可能性があります。
また、原因の一つとなった危機管理能力の向上が必要です。

アロエのエンターテイナーとしての能力は光るものがあったので、惜しい人材であると感じています。
精神面、体調面での回復と今後のご活躍を心待ちにしています。

卒業の遠因となった誹謗中傷。各社の対策と法令の改正。

昨今、各Vtuber事務所は、誹謗中傷に対する対策環境を構築し公開しました。

>いちから株式会社
>攻撃的行為及び誹謗中傷行為から当社所属バーチャルライバー、タレント及び従業員の権利を守るための対策チームを設置

>2020年9月1日

>カバー株式会社
>【お知らせ】弊社所属タレントに対する迷惑行為・誹謗中傷への対応についてのお知らせ

>2020年9月8日

既に過激な言動の温床となっていたニコニコ大百科のホロライブに関する掲示板は閉鎖された事を確認しました。
一部では冷静な意見もありましたが、一方で攻撃的な意見が散見していました。閉鎖されて良かったと感じています。

>【ニコニコ大百科】バーチャルYouTuber関連記事に付属する掲示板の運用方法につきまして
>2020年9月3日

また誹謗中傷に関する法令の改正も2020年8月31日に行われています。
インターネット上の誹謗中傷に対して電話番号を請求できるようになりました。

2020年9月にて、事務所各社が本腰を入れて対策を開始した印象です。
法令も合わせて誹謗中傷対策が拡充して行った事も後押ししているのかも知れません。
更なるライバーの安全な環境構築に期待が持てる一報でした。


魔乃アロエ卒業を乗り越えた先に。現在の5期生の活躍。

現在2020年9月13日時点での5期生の登録者数は、
1ヶ月近く程度の経過で既に登録者数が平均20万を超えています。

新人としては凄まじい伸び方と言っていいです。
半年前なら、20万は確実に大台超えで、2019年時点であれば登録者20万は全Vtuberから見ても、中堅~トップ層のクラスです。
登録者数が全てではありませんが、やはり心強いです。
ホロライブでは新人が入る度にこの伸び率は向上しています。
要因としては海外勢リスナーの増加と、ホロライブリスナーの母数が増加している事です。

魔乃アロエ卒業直後は、5期生メンバーに対してそれぞれリスナーから心配されていましたが、今は大分落ち着き、好きな事をできている状態に復帰していると感じます。
デビューから1ヶ月を過ぎると、そろそろ先輩達との交流も解禁されると思うので、そのコラボも楽しみにしています。

最近ではホロライブイングリッシュの個性溢れるメンバーもデビューしました。ますます世界への認知を広げるホロライブにも引き続き注目です。


追記:2020年9月21日のあさココで5期生を一文紹介

数ヶ月ぶりに桐生ココのあさココが9月21日に再開し、その中で休止期間の間に起きた出来事として、
5期生デビューとそれぞれのメンバーを一言の文で紹介する内容だったのですが、その中で魔乃アロエについても紹介があり、
しかもその一言文の内容が個人的に涙腺潤む内容でした。
魔乃アロエは卒業したけれど、確かにホロライブの5期生だったんだよと暗に示してくれたように思えます。
卒業の経緯がシリアスな内容なので中々扱いづらいとは思うのですが、
堂々とあさココ内で取り上げた桐生ココの度量と心情の温かさにに、どこか救われた気持ちになりました。
ありがとう。

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