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星組『VERDAD!!』体験型ライブ配信ダイジェスト と コンテンツアーカイブ考

(↑本公演。最前列だったので身体が終始硬直)

(前提)

・本公演は2回実際に鑑賞した。<7/3午後、7/10午後(千秋楽)>

・スカステのタカニュで初日と千秋楽の模様はテープが擦り切れそうなほど?視聴した


(本題)

今回の体験型は以下の2種類

【8Kウルトラズームライブ配信】

舞台のお好きな場所をスワイプ・ピンチイン/アウトしながら楽しめる


【スーパーインポーズ配信】

3DのVRカメラと2Dカメラを切り替えながら楽しめる


詳細案内はこちら↓

https://www.tca-pictures.net/stage/2021/verdad/index3.html

まずは


【8Kウルトラズームライブ配信】…双眼鏡のような動き

・初めはピント合わせるのが難しいが、3分ぐらいしたら慣れる

・これが、私がnoteを始めようと思ったきっかけ!!

普段2つ持っていくぐらいの双眼鏡使いの私にとって、感覚がそれとほぼ同じだった!昼休憩中でも職場で一瞬ライブ会場にいたような感覚!(誇張)

個人的にとってもシームレス。主流になってほしい。


【スーパーインポーズ配信】…編集さんの気分になる

・まず使い方がわからん…!端末上に持ち上げたら見えた!笑

・贔屓や目当てがいる場合、フォーメーションを頭に入れていないと画面の切り替え困難

→「誰が見たいわけではないがとりあえず見てみよう」という場合は楽しいかも


【8Kウルトラズームライブ配信】…ライブ・コンサート感覚

【スーパーインポーズ配信】…(敢えて言うなら)アート作品・ゲーム感覚

といったところでしょうか。


(雑記)

このダイジェスト配信で、某大学留学中に受けた「映画アーカイブ」についての授業を思い出した。(以下うる覚え)

カナダをはじめとする外国では、アーカイブは 国の方針であるのにも関わらず

日本フィルムアーカイブの常勤職員は12名。また、法廷納入制度が機能していない。(国会図書館の納本制度では、映画フィルムは実質免除)

これは映画に限ったことではなく、テレビ番組、演劇作品、コンサートにも同じことが言えるのではないか。

例えば、テレビ番組。一般人にはアーカイブは提供されていない。(と思う)

もしジャニーズの誰かにハマったとき、「過去に出演したバラエティー番組や情報番組が見たい!」となっても合法的になかなか実際に見るのは難しい。(実話)

このような現象が「消費されるコンテンツ」化の一因ではないか。

とはいっても、近年Tverをはじめとした配信サービスの普及により、番組が作品として認識される機会が多くなったと思うが。

今後はこの整備に改善の余地ある「コンテンツのアーカイブ化」にも注目していきたい。

その点、タカラヅカ スカイステージは素晴らしいと思うのですよ。

円盤販売とスレスレの部分で放送してくれる。

これも円盤に一定の売り上げ見込みがあるからだとは思いますが。

以上


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