ジタバタも込みの人生

自分の限界はわかっているのにまた自分に期待してついつい不安になる。スマホに俺を癒してくれるものはないよ。別に失敗しても良い、仕方ない、するときはする、と、あと百万回言わなければいけない。

反省ノート

内定者懇親会でグループワークがあると聞かされた。いや勘弁してくれよという気分になる。その場限りのアイデアとプレゼンテーションがスクラップアンドビルドされるあのジメジメした就活のGDを乗り越えた先でもこうしてグループワークがあるのか、と流石の社会の厳しさに項垂れる。「こんなの序の口ですぜポッター」と言われるとさらに全身から力が抜け、しばらく、この先の40年といくばくかを想像しやってられんという気になる。

とはいえそうなのだ。こんなの序の口ですぜポッターなのだ。新卒で入社してくるペーペーでピーチクパーチク言いそうなひよっこたちに与えられるグループワークなんぞ、歴戦の社会人戦士にとっては所詮おままごと。本人たちだけ頑張った気になって、先輩方はニヤリと笑う程度。出てくるアイデアもプレゼンの仕方もちょっとDaiGoや西野や中田やTEDtalkに影響されたようなイキリ学生っぽくて良いじゃないと言われるようなものだ。

にも関わらず、結構な天才児に求められるスタンダードを自分がこなさなくてはと慌ててしまう。きっと天才レベルのことをこなさない限り社会から認められない気がする、そんな悲しいMONSTERなんでしょう私は。まだまだ何の経験も積んでいない自分になぜこんなに期待し、色々な理想を押し付け、失望される不安を抱え、ついついSNSに齧り付いて勝手にジタバタするのか!ああ!

こんな感じで本気で自分にプンプンする。本当に滑稽だ。

サウナで整うためのセットがあるが、あれみたいにジタバタと不安を抱え、スマホに齧り付き、その後、失敗しても仕方ないし良いと唱えるまでを一連の流れとしてこの後も人生で百万回は続けるんだろうなと思う。そうしないと整えないみたいだ。本当にいい加減にしてほしい。

買いたい本を買うために使います!!