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ハイブリッド授業の実践
はじめに
4月25日から3回目の緊急事態宣言が4都府県に発出されました。政府は児童・生徒の学びを保障するために,学校への休校措置を求めないとしています。ただ,授業の仕方には工夫が求められている。
例えば,大阪市教育委員会は,緊急事態宣言中は自宅でのオンライン学習と,学校でのプリント学習を併用するとしている。他にも,部活動を自校生で校内のみで実施したり,部活動の活動時間を2時間以内としたり,時差通学や分散登校を実施したりと行った対策案が出ている。
本校では,まん延防止等重点措置が出てから,希望者は自宅から学習に参加できる体制を整えている。そのため,いち早くハイブリッド授業を実践している。この記事ではハイブリッド授業の一例として紹介しようと思う。
ハイブリッド授業の目的
なるべく生徒・教員がともに負担にならないようにすることが大切です。対面授業よりも効果の高いハイブリッド授業を行うことが目的ではなく,この緊急事態を乗り切ることが目的だからである。
そのため,大きく授業スタイルは変えず,オンラインであっても学び続けられる形を模索しています。
ハイブリッド授業に必要なもの・こと
・デバイス
・Googleアカウント
・Google Classroom
ハイブリッド授業の進め方
1.授業前にGoogle Classroomにその日の授業内容を投稿します。オンラインで受講している生徒は,そこのクラスコメントに出席していることをコメントします。
2.授業のGoogle Meetを開き,オンラインで受講している生徒は参加します。自分の画面は白板が映るようにしておきます。私は生徒にカメラだけONにしておくように伝えています。
3.通常通りに授業をします。オンラインで受講している生徒が質問したいときは,マイクをONにして声をかけるように伝えています。問題を当てたときも同様にマイクから答えてもらうときもあれば,コメントに答えを入力してもらいます。
4.授業後は板書を写真に撮り,1で投稿したページにその画像をあげます。上の画像のjpegファイルがそれです。どうしてもMeetの画面だけでは見にくいですし,ここでフォローしています。
さいごに
このハイブリッド授業は,端的に言ってしまえば,いつもの授業に中継用のPCを教卓に置いただけです。
たったこれだけでも,あとはフォローアップしてあげればなんとかなります!なんとかできます!無理に気張らなくても大丈夫!みんなお互いにやさしい気持ちになれば,きっと乗り越えられます。
この難局を乗り来るための参考になれれば幸いです。
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