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子は自分の分身

 上は小学生、下は0歳、2人娘の母親をしています。

 長女は、人に優しく、素直で純粋、他の子と比べると幼く見えますが、主人や私への愛情が深く、「パパ愛してるよ」「ママ愛してるよ」「パパ大好き」「ママ大好き」毎日、この言葉を聞かないことはありません。

 小学1年生までは一人っ子だった娘。何をするにも、どこに行くにも、いつも一緒にいた長女。まだ次女が生まれる前、私と2人で公園に行った時のことでした。

 長女は、老若男女問わず、誰にでも声をかけれるほどコミュニケーション能力が高く、我が家では「コミュ力おばけ」と呼んでいます。そのコミュ力おばけの長女は公園に行くとまず、遊べそうなお友だち探しから始まります。大体は自分より年下の子が多かったと思います。「いっしょにあーそぼ!」と誘って、成功率は9割5分。なかなかの成功率です。でも私的、休みの日に他の保護者との話しを控えたい気持ちだったのは、ここだけの話・・・。
 そんなコミュ力おばけの長女の姿を見て、ふと感じることがありました。

私もこの子と同じだったのだろうか・・・?


 私の幼少期は、とにかく活発で、学校から帰るとすぐに外。休みの日は朝から友だちを誘って外で遊び、お昼のサイレンが聞こえると一旦帰ってお昼を食べてからまた外で遊びに行くくらい元気な子どもでした。
 田舎出身の私だったので、朝から夕方まで公園にいるのは、大体知ってる人が集まってるのもあり、「コミュ力おばけ」というほどの力は発揮できなかったのではなかったかなとは思います。でも、人見知りではなかったのは確かです。
 上も下も気にすることなく、遊んだり声をかけれていた私を思い返すと、長女の姿は幼少期の私の姿なのかもしれません。


 そうなると日々、長女の一つ一つの行動が今の自分と重なって見えるようになるのです。

 とにかくおしゃべり好き。 

 やりはするが面倒くさがり。

 お友だちとはみんなと仲良くしていたい。

 人前で表現するのが好きなくらい目立ちたがり。

 他にもありますが、長女は幼少期の私、今の私の分身なんだと改めて感じるのと、娘の姿を見て「私も気をつけないとな」と見直すこともあるのです。それと同時に「私みたいにはさせない」と思うのです。私の分身だからこそ、私のダメなところを娘に似させるもんか精神が出るんです、きっと。

 私たちが伝えたことを素直に全てを受け入れて、実際に行動してくれるので有難く思っています。そこが唯一、私と違うところかと思います。


 これからさらに大きくなっていくと、私だけではなく、主人のクセや性格にも近づいて行くのかなと思っています。長女は私の分身のようですが、まだ生まれて間もない次女はこれから大きくなっていくにつれ、主人と私のどちらに似ていくのか、これもまた楽しみです。

 いずれにせよ、我が子は世界一可愛いです。

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