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【プロジェクトのはじめかた⑤】試作にニーズを反映させよう

前回は、ジョブシャドウイング等によってより深く課題を観察し、ジブンゴト化する方法を考えました。

初回の振り返りはこちら

今回は想定ユーザー/ロジックツリーに基づいた試作で学びを得えるためのサイドプロジェクトの組成について辿っていきたいと思います。
※今回はアプリベースの書き方をしていますが、プロダクトがハードウェアの場合やオフラインサービスの場合も基本的な進め方は同じです。

<ブループリント検証プロジェクトの具体的なアクションアイテム/マイルストーン>

・カスタマージャーニーマップ/ロジックツリーをまとめる・・・1~2W
・計測することを決める・・・3W
・仕様を明確にする・・・4W
・作ってみる・・・5~7W
・公開して見てもらう・・・8W~11W
・実際の計測を学びに変える・・・12W

カスタマージャーニーマップ/ロジックツリーをから計測する指標を見出そう。
アプリなどで追うトラクションを決めていきましょう。
閲覧数や再生回数、触った数、接続・稼働時間などちゃんとニーズがあればこんな数字が出るはず、という仮説を立て、その数値を追えるように環境を整えましょう。

何を計測したらいいのか決めるために・・・
・カスタマージャーニーマップを作成する
・ロジックツリー
 →想定ユーザーの行動・思考からどんなトラクションを測ることで
  ユーザーニーズが検証できるのか?
参考リンク
https://webtan.impress.co.jp/e/2014/03/24/16722
https://infinity-agent.co.jp/lab/logic-tree-example/


仕様を明確にしてLPやNoCodeアプリを作ってみよう
<今週のアクションアイテム> 
計測するトラクションが決まったら・・・
 ・仕様を明確にする
  L検証結果を客観的、定量的な結果にする方法を決める
  L成功or失敗となる閾値を設定
  L上記2つを実現する為に最低限必要な機能を定義する

 仕様が明確になったら要件を満たす開発ツールを選定する
 参考リンク
 https://www.mof-mof.co.jp/blog/column/mvp-by-nocede

実際の計測を学びに変えよう
 <今週のアクションアイテム> 
計測結果をまとめよう
 ・定量的に計測したものはグラフ化して見えるように
 ・公開後の意見をまとめてフィードバックする内容のピックアップと優先順位を決める

学びを可視化しよう
 ・カスタマージャーニーマップやロジックツリーは計測するトラクションは漏れなく出せたか?
 ・閾値の設定に問題は無かったか?
 ・ユーザーが求める仕様にたどり着けたか?

試作の公開を通じて起業/新規事業を目指すあなたのアイデアをどう測り、どうブラッシュアップすればいいのか。ニーズの有無やより深い顧客理解ができたでしょうか。

次回はサービス/プロダクトがイベント的に実施される場合のプロジェクト組成について考えてみましょう。

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