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Otohtoくんが!

わたしの誕生日の前日のこと


わたしは出先から おいしいたい焼きを買って帰った

カスタードとつぶあんを家族分
カスタードクリームも つぶあんもどちらもこだわりのある
素材をつかったものである



帰宅して まだほんのりと温かいそれを渡したら

お父さん 「お!じぶんの誕生祝をじぶんで買ってきたぞ!」


お母さん 「あら なあに?」

わたし  「たい焼き」

わたし  「明日はわたしの誕生日だから おめでたいでしょ?」


お父さんはたい焼きを見て うれしそうににんまりしていた

お母さんもうれしそうだ

ふたりはさっそく食べ始めた



お母さんが明日ピザを頼もうと提案してきた

お母さん 「あなたの好きなピザを注文するわね」
     「好きなやつ リストアップしておいてね」


わたし  「ケーキどうする? 買ってこようか?ww」
      (じぶんの好きなケーキを買おうともくろんでの提案だ)


わたし   返事を待つ前に 
     「なーんてね  んじゃ!」 部屋に戻った



それからしばらくして


弟くんが部屋の扉の向こうから話しかけてきた

弟くん 「ケーキどうするの?」

    
    「もし買うならお金出すよ??」



わたし 「ええ!? 本当に言ってるの?」

     (弟くんが人のためにお財布のひもを緩めるのは
      めったにないことなのだ だから驚きなのである)


弟くん   「うん でも。。。イチゴのショートケーキはやめて」

わたし   「え? なんで?」

弟くん   「イチゴはあまり好きではないから。。。」

わたし    「イチゴ嫌いなの?」

弟くん   「そんなに 好きじゃない だからほかのやつならいい」

あたまの声 「おいマジかよ! イチゴが嫌いだって?
       ケーキにはイチゴだろう」


わたし   「わかったよ じゃあ どんなケーキならいいの?」

弟くん   「チーズケーキとかレアチーズケーキとか。。。」

わたし   「わかったよ じゃあチーズケーキを買ってこよう」

弟くん   「いや ぼくの誕生日じゃないから 
       好きなの買っておいでよ」

わたし   「好きなのって言ったら イチゴが乗ってくるよww」

弟くん   「いいから 好きなの買って来なよ イチゴでいいよ。。。」
       (あきらめた感じがつたわってくるw)


心の声   「なんてことでしょう? あの子がケーキをお祝いに
       買ってくれるなんて✨」

あたまの声 「しかし イチゴのショートケーキが嫌いだったなんて
       初めてきいたよ」
     

心の声   「だからたまにあの子が作るケーキは
       チーズケーキだったのね なるほど。。。」



心の声   「かっこいいぞ 弟よww」



その後 おいしいケーキ屋さんに電話をし
じぶんでケーキを予約したw



【わたしは家族から愛されていると感じた日】



いまこれを読んでくれている方がいたなら
今日という日が 愛されていることを感じる日となりますように




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