君は綺麗だ。

醜形恐怖症。他人からは気にならない程度の異常を、大きな欠陥と捉えてしまい、自分をものすごく醜いものと思ってしまうという精神異常のことらしい。
　個人の問題、気合いじゃどうにもできないことは多い。ただ、根源には物事と多面的にとらえる力が弱いとか、相手の言葉に敏感なだけじゃなくて、誤解があったりすることもあるんじゃないかと思う。
　今回、不適切な表現や、やや攻撃的な表現があるかもしれませんので、読んでくださる場合は自己責任でお願いします。そのうえで不快だった場合の、苦情やアドバイスも大いに受け付けております。

‪💧‬飾りじゃないのよ病は

　心に関する問題は、目に見えないから、余計にそう思ってしまうのだけど。その人の辛い気持ちには、寄り添いたいし、軽視するつもりはないけれど、病気を盾にする人はほんとに苦手。病院へ行かずに、ネットのチェックリストのみで、わたしこれなんですよって言ってる人たちはもっと厄介。
　心療内科や、精神科でも、診断名がつかない生きづらさについても、最近は認知されてきている。”繊細さん”なんて言葉もあるけど、みんなそれぞれに生きづらさは抱えているものだから、”繊細さん”アピールで周りを動かそうとするのは違うと思う。
生きづらさの中で、少しでも呼吸がしやすくなるためにはどうしたらいいと思う？はい、あなた。そう、あなたですよ。わたしの思いを受け取らずに全て粗大ごみとみなして、ごみ収集所へ直接運んだあなたですよ。

🗣「みんな、あなたみたいに強くないんですよ。」

　いつかSNSでやり取りしている人から言われたこと。相談してきた割にこちらの提案には、「でも」、「だって」ばかりで突っぱねてきて、最終的には「みんな、あなたみたいに強くないんですよ。正論が、人を傷つけることを覚えておいてください。」と言われた。正論？わたしの言葉が、世間の正論だと、その人には映ったのだろう。
　普段から、自分の意見を押し付けることはしないように気を付けているし、その人にもそんなこと1ミリもしていない。でもでも星人には、提案型で関わることを心がけている。「こんな風に考えているってこと？それなら、こうしてみるのはどう？」「そうできたら苦労しないですよね。」「これなら、もう少し簡単なのでは？」「でも、それには…」といった風に何も進展はないまま、上のアレです。
　「自分だって変われるなら変わりたい。」と言ったのに、努力もせずに変われないことを嘆いて、相手が最初から強いなんて決めつけて。相手の言葉に傷ついたら全部相手のせいにして、悲劇の物語の主人公にでもなったのかな。タイムスリップでもして、わたしの過去でも見てきてくれたのかな。それならきっと、覗いたのは別人の過去だったのかもね。あなたは読解力を付けるところから始めるべきかもね。

🗣「看護師なのに」

　厄介なステレオタイプの人。たまに言われるんですよ。「全然、白衣の天使じゃないじゃん」って。入院したことないんだろうな、この人って思う。健康だけが取り柄ですってか。
　優しい人もいますよ。でも、それって手取り足取りなんでもやってあげることではないし、間違ったことを肯定してあなたが正しいとヨイショすることではないよね。これ、大切な人でもないなら、余計にどうでもいいから、”はいはい、またこれ来たか”で終わっちゃう。気づくことができるきっかけがあっても、その人は平気で見逃すし、勘違いしたまま灰になっていくんだろうな。
「看護師なら、誰にでも優しくしろ」とか、「病気に対する偏見はするな」とか、言われることもありますが、こちらも人間です。
　「看護師なのに」じゃなくて、「看護師だから」ね。大人なのに、そんなこともわからないんだね。

🌷︎「君は綺麗だ」

　鼻のてっぺんにできたニキビ、ものすごく醜くなった気持ちになって落ち込む気持ちもわかる。でも、それがあなたの大きな欠点なんて間違いだよ。
　”醜形恐怖症”って、ハッシュタグつけて、踊ってる動画アップしたら、「こんなにかわいいのに?!」とか、「これで醜形恐怖症なら、わたし外に出られない」とか、みんなが反応くれるもん。自己肯定感を上げるために、醜いと思いながらも、動画を撮り続けてアップし続けるんだよね。「かわいい」という言葉に救われるから。でも、それを嫌味と思った誰かからの攻撃的な一言は、あなたのその心の傷をもっと深くえぐってしまうんじゃないのかな。
　”自分のことが、醜くて醜くてたまらない。でも、整形なんてする費用はないし。みんなは、それほど大きな欠点があるとは思っていないみたい。”。それ、あなたの心が悪さをしているだけかもよ。美容整形の見積もりを立てる前に、他の病院に行くっていう選択肢もあることを覚えておいてね。心の風邪は、あなたが弱いからじゃないよ。

　毒多めでお送りしてしまい、申し訳ありませんでした。デジタルタトゥーって知ってる？ネットに乗せた画像や動画、それに限らず文章の果てまで。一度でもネットにあげたものは、一生消えない。動画とか、画像とか、消した後も、「○○(ユーザー名)　消した動画」なんて検索に出てくることも多いし、そうしてそうこうしてる人もいるってことだよね。みんな、自分の身は自分で守っていこうね。
　きょうも読んでくれてありがとうございました。またね。