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「頑張っていないと安心できない」自分に向き合い、生きやすくなった話

初めまして☺
ポジウィルトレーナーのえみと申します。
このnoteでは、私のキャリアを含めた自己紹介と、ポジウィルへ参画した想いについてお話ししたいと思います。
もし同じような経験をしている方がいたら「自分も変われる」と思うきっかけになりますように✨


簡単な経歴

  • 新卒でメーカーへ入社、調達を4年 ※調達…商品の材料を買う仕事

  • 組織・人事コンサルベンチャーでサポート&サービス立ち上げ、業務委託者の採用など2年

  • 人財管理システムのカスタマーサクセス立ち上げ

  • 国家資格キャリアコンサルタント、コーチング資格保有

「自分はできないやつ」だから がむしゃらに頑張った新人時代

調達部では5年目社員の仕事を引き継いだのですが、その先輩が半年で産休に入ったため、入社半年にして相談相手を失いました。

毎月50時間の残業はざら、ストレスでご飯が食べられないことも多々あったので、仕事量と難易度は客観的に見ればキャパオーバーだったのだと思います。

しかし元々自己肯定感が低い私は
「残業するのは仕事が遅いから。自分ができないやつだから」と自責し、「早く一人前になりたい」という一心で資格の勉強をしたり、
休日も図書館で本を読んでいました。

調達の仕事はやりがいがある一方、自分には合わないと思う部分もありましたが、負けず嫌いな私は「弱音を吐くのは成果を出してから」「3年はやらないと根性がない」とその思いに蓋をしていました。

心身ともにいっぱいいっぱいだと気づいた日

2年目の頃、できることは増えてきたものの、まだ先輩方に遠く及ばなかったので、

・自分は成長できているのか
・社会人2年目として十分通用するレベルに達しているのか

不安に思うようになりました

残業が相変わらず多かったので、土日は昼まで寝ているほど疲れていましたが、勉強する気力がない自分に苛立ちと焦りを感じ、
「自分は努力できないダメな人間なんだ」とまた自責していました。

ある日飲み会で同業他社の先輩に久しぶりにお会いした時、
「何か悩んでいるように見えたけど大丈夫?」という言葉に涙が溢れ、止まらなくなり、「頑張りたいけど何を頑張ればいいかわからない。体力的にも限界で、勉強したくても疲れてしまってできない」と初めて弱音を吐きました。

「ああ、私、心身ともに限界だったんだ」と気づいた瞬間でした。

やりたいことがわからない

このように限界状態であり、仕事がうまくいかない、落ち込むたびに
「自分は向いていないのでは」「他に輝ける場所があるのでは」と
転職サイトの求人を見ることもありましたが、かといってやりたいことはありませんでした。
加えて、今の仕事で納得いく成果も出していないのに辞めるのは
自分に負けた気がして「3年目までは頑張る」と決め、現職で頑張ることにしました。

節目の「28歳」で今後を考えてみた

そして社会人4年目になる年、年間1千万円以上のコストダウンを3件実現し、これまでの辛さが報われるような達成感を味わいました。
調達の仕事を一通り経験した、やりきった!と思えたこと、
プライベートで婚約が決まったことから、改めて
これから自分の人生、キャリアをどうしていきたいか」を考えました。
それまで蓋をしていた「違和感」とも向き合い、自己分析を開始しました。

「誰もが強みを活かしてイキイキと働ける環境」づくりがしたい

今後のキャリアを考えていく中で、異動が多い部署で働いていた私には
もったいない」と思っていたことがありました。
それは、個人の強みや経験を考慮しない配置です。

能力はあるのに経験外の業務を任されて四苦八苦している人、
業務過多で病んでしまう人、
十分な引継ぎやトレーニングがないために能力を発揮しきれない人を見て「誰もが強みを活かしてイキイキと働ける環境づくりがしたい」と思いました。

特に若手には「自分と同じ思いをしてほしくない」と強く思っていたため、「人事領域でかつ、若手に支援できる」仕事を転職軸としました。

他の軸としては、

・小規模の会社で自分の力を試してみたい
・ルーチンが多い仕事ではなく、常に新しいことをしたい

がありました。

そして「人を変え、組織を変える」というキャッチフレーズと若手へのコーチングサービスに惹かれ、組織・人事コンサルベンチャーに転職しました。

活躍できているのに不安・・・

異業種×異業界転職でしたが、調達で培った「物事をわかりやすく相手に伝える力」「仕事の全体像・前後関係を見る力」が活き、新しい業務には比較的すんなり溶け込むことができました。
他の面でも褒められることが多かったのですが、前職で挫折しかない私には衝撃で「環境が変わるとこうも違うのか!」と水を得た魚の気分でした。

しかし、元々の価値観が「自分はできないやつ」「頑張っていないと安心できない」私は成長実感がわかず、褒められても不安を感じる一方でした。
同時に「褒められても素直に喜べないなんて悲しい…」とも思い、
この生きづらさはどこから来るのか疑問に思いました。

「頑張っていないと安心できない」に向き合う

キャリア相談のつもりでポジウィルの無料カウンセリングを受けたところ
「親に褒められたことはありますか?」と聞かれて沈黙。

「…ないかもしれません」と答えると「自己肯定感が低い方には、そういった方が多いんですよ」と言われ、
これまで何となく感じていた、でも見ないようにしてきた「生きづらさ」のヒントがある気がして、サービスを受けることにしました。

私の価値観は根深かったので、距離を置くには時間がかかりましたが、
少しずつ自分を受け入れられるようになり、
今では「私、結構頑張ってるじゃん」と思えるようになりました。

元気になったところで今後のキャリアプランも見直し、
再度転職を決めました。

見直した視点は以下の通りです。

◆1回目に転職して実現したかったことはできているか
・転職軸「人事領域でかつ、若手に支援できる」仕事
  → できている
・小規模の会社で自分の力を試してみたい 
  → 十分通用すると思えた
・ルーチンが多い仕事ではなく、常に新しいことをしたい 
  → 会社の方針転換でできなくなった

◆30代を迎えて自分の価値観が変わり
 今の会社では実現できないと思ったこと
働き方:残業いとわず仕事第一
    → 時間内に成果を出して家族や趣味の時間をつくる
仕事の幅:広く浅く何でもできる
    → 専門性を持ち、ある領域で頼りにされる

成長」や「挑戦」、「仕事を頑張る
という私の根っこは変わっていませんが、仕事の関わり方が

「自分の存在価値を証明するもの」
「頑張っていないと安心できないもの」

人生の一部

になり、少し肩の力が抜けるようになったのは、
ポジウィルでカウンセリングやトレーニングを受けたおかげだと思っています。

自分にできることを一歩ずつ

「誰もが強みを活かしてイキイキと働ける環境づくり」には
時間もかかるし、それなりの立場でないとできないこともありますが、
私にもできる第一歩は、まず目の前にいる人の相談相手になることだと思っています。

「一人でも多くの人が、前に進めるように。
 一人で悩んで辛くならないように」

そんな思いで、ポジウィルのトレーナーになりました。

「何に悩んでいるのかわからない」
「なんとなくモヤモヤする」

これも立派な悩みです。私たちが一緒に考えます。

皆さんとお話できるのを楽しみにしています☺
無料カウンセリングの予約はこちらから!

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