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日記:2024年3月23日 雨

・本日は期せずして豪華二本立て。一日で五千字くらい書いてます。読んでね。(ハートも押してね)

・今朝は眠気に押されてなかなか起き上がれず、さりとて二度寝すると10分置きに七色の悪夢を見ながら中途半端に覚醒するなどといった、捜査機関がギリギリ拷問にならない範囲で行う苛烈な取り調べメソッドを望まずとも自ら実践して心身がボロボロ。低気圧が悪いよ。

・本日はスタッフの送り出しという体の土勤ちゃん。年度末につきなんとなくこんな事になるだろうと思い、今週は予めイベント参加を見送るつもりでいたため、あまり狂わずに済んだ。でもやっぱり「でらクラ」は行きたかった……。あと個人的にかなり信頼していた方の異動なので実のところ結構ガックリきている。物腰が柔らかくユーモアのセンスがあり、何より異様な前歴から経験豊富な含蓄を持つという、まさしく余人をもって代え難い逸材であった。あまり職場の関係構築に前向きでない俺ですら、残る一週間でもう少しばかり膝を突き合わせて話す機会が欲しいと願って止まないほどだ。実行に移すかどうかは未定だけど。

・チートデイ。今回は京都が誇る人気ラーメン店「新福菜館」よりお届け。土日とはいえこの雨の中であれば、流石に客足も平時よりは落ち着いているだろうと踏んで賭けに出た。結果は半分当たり。狙い通りに入店する分には差し障りなかったが、同じく隣接する人気ラーメン店「第一旭」は嘘かと思うくらい並んでいた。昔からずっとそうかも。かの店には年末の夜勤明けに並んだ折、女性声優の結婚報告が飛び交ってあやうくその場で狂死しかけたという苦い思い出がある。

850円
大盛700円(並は600円)

・調子に乗ってつい炒飯まで頼んでしまったが、この店に立ち入る以上は避けられない試練である。新福菜館といえば、黒いラーメンに黒いチャーハンである。飲食店を来訪するにあたって常に最大値を志向している俺としては、むしろ頼まない事こそ非礼に当たる。実に数年ぶりであったが良くも悪くも変わらぬ味であった。味は見た目ほど濃くもなく、あっさりとしたスープの中に黒醤油の持つ苦味と塩味がほんのりと拡がる感じだ。炒飯もやや濃いめではあるが似たり寄ったりの感想。あとから常連と思しき老人が発したカラメのオーダーが素通りしていたため、その手があったかと啜りながらに唸る羽目となった。スープの量は器からこぼれるほどに、というか実際少なからず溢れているのが唯一、特筆すべき点である。

・午後は思った以上に早めに釈放されたので、さっさと帰ってイベントレポートに手を付けるなどした。基本的に飲み会などの時間外拘束は発生しないのがいい所だ。レポートに関しては日記と同じで気の向くままに書いているので裏話も何もないのだが、気付くと数時間経っていて腰がめちゃくちゃ痛くなったりはする。学生時代の論文もそうだが、こと文章を書くにあたって苦痛を感じた記憶はあまり無い。流石に時間制限のある論述試験などはプレッシャーで必死になったがそれくらいだ。むしろ教員が気に入りそうな文言を指定文字数いっぱいに埋めるのがある種の自己顕示欲の発露としてあったように思う。有り難い事に周りからは褒められるので最近は密かにマネタイズも模索しているが、一方で、識字率の高い現代日本にあっては別に文字さえ判ればこんなことは誰にでも出来るだろうという意識も拭えずにある。以下、魂の叫び。この先できるかは俺にも分からん。


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