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課題解決力が備わった「馬力のある社会人」になりたいので、今の未知なる最先端AI技術を社会実装できる環境にワクワクしています

2022年6月から機械学習エンジニアのインターンとして働く栗田さん

<profile>東北大学 工学部 電気情報物理工学科4年 乾研究室所属株式会社ELYZAで機械学習エンジニアのインターンとして企業と共同研究を推進するメンバーとして従事

自己紹介

はじめまして。東北大学の学部4年生の栗田です。ELYZAでは2022年6月から機械学習エンジニアのインターンをスタートしました。NLPの社会実装を実現するため、大手クライアントとの共同研究プロジェクトのメンバーとして働いています。

機械学習やNLPに興味を持ったきっかけは何ですか?

高校の時は文系だったんですよね。将来は通訳になりたいと思っていましたが、ロシア語圏の国に留学をした際、英語が通じなかったのでGoogle翻訳を使ってコミュニケーションを取っていました。正直、あまり翻訳サービスの精度を信じていなかったのですが、ちゃんとコミュニケーションができることに驚いて、「この技術はどうやって実現しているのだろう」と好奇心が湧きました。その時に自分が通訳になるよりも、技術の裏側を理解してサービスを提供できたら面白そうだなと思って、理系の道に進むことにしました。それから、進学先を調べる中でNLPという領域を知り、東北大学の乾研究室に行きたいと思うようになりました。

ELYZAのインターンに参加をした経緯は何ですか?

自然言語処理の研究を始めて、より知識や経験を積んでいきたいと思ったときにNLP Hacksの告知をTwitterで見つけて参加したことがきっかけでした。それからはNLP Hacksを足掛かりにELYZA Pencilや、その開発の裏話を聞けるソフトウェアエンジニアのミートアップイベントなどいくつか参加をしていく中で、ELYZAの事を知るようになっていきました。

NLP Hacksの案内ツイート

それから、Twitterで機械学習エンジニアの長期インターンを募集している情報が流れてきて、応募をしてみました。東京の会社でもフルリモートOKという事もあって、チャレンジしてみようと思いました。

NLP HacksがELYZAを知るきっかけだったんですね。

そうですね。僕は大学3年生の後半から研究室に配属され,そこからNLPに触れ始めたので、とにかく知識や経験を付けていきたいと思っていました。僕の研究テーマが基礎研究寄りの内容という事もあって、最新の論文を知る機会や基礎的な知識(その当時の考え方やTry&Errorの軌跡など)を学ぶことはできていたのですが、実装することも好きだったのでNLPの技術を応用することで実際に企業や社会でどのように活用していくのかを知りたい、という点ではNLP Hacksの内容はまさに求めていたテーマでした。

入社してからはどういった仕事をしていましたか?

最初はELYZAの大規模言語AIを使ったチュートリアルタスクに取り組んでいました。右も左もわからない中で、実業務を行うので不安もありましたが、ELYZAの場合必ずメンターが1名ついてくださって、タスクの進め方はもちろん、仕事を始めてからの不安など何でも相談ができます。
チュートリアル後は実際に共同研究のプロジェクトに参加をしています。大規模言語モデルの技術を社会実装につなげるためのプロジェクトとして、インターンながらクライアントとの打ち合わせに同席して、実タスクとしてデータサンプルに対してどのような手法でデータを活用すると良いのかサーベイを行っています。僕の知識や経験が少ないので、プロジェクトの中心を担えてはいませんが、実際にクライアントがいる中での仕事はとても責任感を感じることができます。同時に、他の方々が最新論文を踏まえて自分たちのデータや条件に合わせて提案している姿を見ると、早く自分も成長をしていきたいという思いにもさせられます。

AIエンジニアチームの様子

成長を感じる瞬間はどういったときですか?

まだまだ、成長できたとは思えないです。今は自分の知らない領域や技術へのキャッチアップに時間をつかっています。未知の領域に足を踏み入れることはとても楽しいですが、難しいですね。正直、初めて聞く言葉が多くて、ついていくのに精いっぱいです(笑)
特に初めてのMTGでは、周りが何を話しているかわからない事もありました。QAの話の出てくる用語や、モデルについても技術的なことの議論には参加ができていません。
成長という意味ではNLPのキャッチアップやサーベイもやる中で、未知に対してどうキャッチアップやサーベイをすると効率的に業務につながるのか考えるようになりました。今後の社会人生活の中で必ず生きるスキルだと思うので、学生のうちから経験できていることは嬉しいですね。

どういった社会人を目指していますか?

まだ決まっていませんが、一つ言えるのは「馬力のある人間」になりたいです。どういった新しいことでも自らの意思でキャッチアップを行い、課題解決に繋げられる力を身に着けていきたいと思っています。ざっくりというとどこにいっても通用する社会人になる事が目標です(笑)
そういう意味ではELYZAでインターンができている事がとても大きな経験になっています。仕事内容もさることながら環境として、今の自分よりも圧倒的に強い人たちと働けていることが大きいです。この人たちの真似をしたい、できるようになりたいことがあって「追いつこう」という気持ちが僕のモチベーションにつながっています。

最後に一言

まだまだ勉強中ではありますが、ELYZAでの仕事や自身の研究活動を通じ、NLPの社会実装の一端を担えるように今後とも精進していきたいと思います!

ELYZAでは機械学習エンジニアのインターンを募集しています!


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