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縁を描くように

松岡裕喜さんが『第28回日本の美術全国選抜作家展』に出展されていると聞いて行ってきました。

日本の美術

作家本人からの解説もたっぷりと聴かせていただき、見終わった後にこんな感想を残した。
『迷いや葛藤のある中で明るい方向へ向かっていることを感じた。一人一人に答えがあり、そこに正解も不正解もなく、肯定されているような思いも感じつつ。』

そして、もうちょっと深掘りしてみた。
○✖️▲□
形はさまざま。
どれが良いとか悪いでもない。

人は色々な選択の中で生きている。
迷いもあり悩みもある。
そう見えていない人にだって。

人は色々な解釈をする。
何かを選択すれば批判も賛同もされる。
ただ答えを持っている者は誰もいない。
この人生を歩んできた人は誰一人としていないのだから。

一つ一つの経験が自分を作っていく。
その経験は自分でしか体感できていないもので、自分にしかわかり得ないことはある。
ただそれを自分だけのものにしておくか伝えていくかでは変わってくる。
伝えるためにやっているわけではなくとも。

何かを体験し誰かに出会い感じて考えて、自分ができていく。
変わることもあるし変わらないこともある。
グルグルしながら、それは円を縁を描くように。

『頭の中にある景色』
一緒に写っているのはズンゲラボッコ。
松岡さんがされているお店「姫路縁」のグッズ。

ぜひ松岡さんの作品に触れてみてください。
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【第28回日本の美術全国選抜作家展】
at 上野の森美術館 本館1F 本館2F
会期:2月19日 (日) 〜 2月23日 (木)
入場料:無料
開館時間:10:00〜17:00
*最終日は12:00閉館
*最終入場閉館30分前まで

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