![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144670949/rectangle_large_type_2_b181aa7bab34b315a68fbc1a3f5ccd7f.png?width=1200)
ついにやらかした…【消えた取材音源】
ついにやってしまった。
ライター仲間から、何度も聞いていた話。
「原稿を書こうとしたら、音源が録れてなかったんだ…」
「取材が終わってレコーダーを見たら、録音が開始されてなかった…」
「なぜか録音が途中で止まってたんだよね…」
以前の私は、どこか他人事だと思っていた。
だって、録音をする時は開始されているかしっかり確認しているし、取材中に録音が継続されているか画面を確認している。
「も〜〜〜みんなおっちょこちょいだな〜〜〜」なんて思ってた昨日までの自分を殴りたい。
でもちょっと弁解させてほしい。私は録音がされているのを確認したし、途中で何度も録音を確認した。
でもさ?
レコーディングを切ろうと思って、ボタンを押しただけなのに。
これまでの1時間弱の録音がエラーで開けないなんて、予想できなくない??
しかも今回は、私が執筆をするのではなく、チームのライターさんに任せる案件。
やばい。取材音源が、消えた。
取材音源が消えたときにした3つのこと
でも私は、過去の自分を褒め称えたい。先の音源消失の先駆者たちのおかげで「スマホの他に、PCでもレコーディングをしておく」というリスクヘッジをしていたのだ。
1.サブのレコーディングを確認
![](https://assets.st-note.com/img/1718869934547-dApZkPRH3v.png?width=1200)
まずは、最寄りのスタバに駆け込む。サブで録っていたレコーディングを確認。大丈夫、聞ける。
ちょっとタイプ音がうるさいのと、相手の声が小さいことを除けば、最大音量にすれば聞けなくもない。うん。
2.ライターさんへの謝罪
いの一番にしたのが、ライターさんへの謝罪。
![](https://assets.st-note.com/img/1718869785731-NrW3DOJPNT.png?width=1200)
そんなメッセージに即レスで返ってきたのが以下の返信。
「音源の件、まったく問題ないのでそのまま投げてください!」
「文字起こしを早めにして、聞き取れない部分は質問できるようにしますね」
ポンコツな私を支えてくれるライターさんに頭が上がらないので、とりあえず後でスタバギフトを送ることにする。
3.覚えている限り、メモを詳細に書く
ライターさんに依頼する前に、覚えている限りの内容をメモに書き起こした。
ちなみに、私が取材した案件はライターさんにこんな感じでまとめて私ている。
![](https://assets.st-note.com/img/1718871185355-Kcp9qAgl6Q.png?width=1200)
これは編集者としても、自分が書くときも意識しているのだが、取材後の熱量と記憶が新鮮なうちに「読者に伝えたいこと」「記事に盛り込みたいこと」をまとめるようにしている。
こうすることで、メインメッセージが定まるので、後で音源を聞き直して→構成を作って…という時間も大幅に短くできる。記事としても、熱量をそのまま構成に反映することが可能だ。
ちなみに、普段もオフライン/オンライン問わず、取材直後の打ち合わせを入れるようにしています↓
最近やってよかったのが、取材直後のライターさんとの打ち合わせ🙋
— えるも🐈ネコノテ編集部のフリーランス編集者 (@chanmoexx) May 15, 2024
✅取材の感想シェア
✅記事テーマと構成のすり合わせ
✅納期の調整
✅取材のフィードバック
新鮮なうちに話すことで、記事の方向性もズレないし、コミュニケーションも密にとれるのでおすすめ🙋
ライター・編集者たるもの、転ばぬ先の杖を用意しよう
今回は、PCでサブ音源を録っていたことで大事には至らなかった(たぶん)。
ただ、音源が消える、撮影データが消える…なんてことはいつ自分の身に起こるかわからない。
ライターは、2つ以上の機器で録音する
編集者は自分でも録音をしておく
カメラマンさんであれば、メモリーを2つ挿せるカメラにする
など、起こり得るデータ消失に備えて、つねに“転ばぬ先の杖”を用意しておくべきだと痛感した出来事だった。
PCで録音しておいてよかった〜〜〜〜〜〜〜〜。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?