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ライターは私の「天職」じゃなかった【書くことがつらいあなたへ】

フリーランスライター、編集者などWebメディアの仕事をしているえるもです。

「フリーランスライター」と名乗りつつ、実はここ1年くらい「ライターの仕事」をほとんどしていません。クライアントワークで「記事を書くこと」をやめました。

それは「ライターは私の“天職”ではなかった」と気づいたから

このnoteを読んでくれている方にはライターさんやライター志望の方も多いと思います。

「わたしって、“書く”ことはそこまで好きじゃないのかも」
「さいきん、書くことがつらい」

そんなもやもやを抱えているあなたに、私がライターをやめた理由をお伝えします。

天職ってなにさ

多くのひとは「天職」を探していると思います。

さまざまな定義がありますが、私は「好き」「得意」「お金になる(市場価値がある)」が重なったものが「天職」だと考えています。

たとえば、私の友達のライターさんは取材が好きで、傾聴力も高くて、引っ張りだこ。だから、取材ライターは彼女の「天職」なんだと思う。

でも、私は。

ライティングが得意だし、ありがたいことにお仕事もいただけてお金になっている――ただ、書くことが“100%好きなこと”ではないかもしれない。

私にとってのライティング

私は新卒のときに副業でライターを始めてから、かれこれ4、5年ほどはライターをしています。SEOからインタビュー記事、イベントレポートまで、どんな記事も、どんなジャンルでも書きました。(かなりの雑食ライターだと自負しています。笑)

本業以外の時間で月に十数本ほど記事を書いていました。あくる日もあくる日も、ライティング。でもふと、思ったんです。

「なんでわたし、こんなに記事を書いてるんだっけ?」

期限ギリギリまで取りかかれない、PCに向かってもいつまでも筆が乗らない、楽しくない……。

でも、ブログで好きなことを書いているときや、好きな人の取材記事を書いているときはすごく楽しい。

そう、私にとってライティングは「手段」だったと気づいたのです。好きなことを伝えるための、手段。

だから、私は「ライター」であることをやめました。自分の心が動くものだけを書く。それはたぶん「ライター」じゃない。

書くことがつらい、すべての人へ

ライターの仕事がつらい、そう感じたら1度立ち止まって考えてほしい。

何を書いてるときがたのしい?
ほんとうはなにがしたい?
どんなことにわくわくする?

考えてみると、ライティング以外の方法が見えてくるかもしれません。

私の場合は、ブログ=メディア・コンテンツ企画であり、編集でした。

とはいえ、今までのライター経験はムダになりません。これまで何本も記事も書いてきた私が証明しています。

ライティングを続けつつ、他の方法にも目を向けてみて、挑戦してほしい。

もしかしたら、ライティングとかけあわせた何かが見つかるかもしれないし、ライティングがもっと好きになるかもしれない。

せっかくの人生なんだから、「つらい」を我慢しないで、自分の「わくわく」をみつめてあげてね。

【ちょっと補足】
このnoteを読んでくれている方のなかには、私と一緒にお仕事をしてくださっている方や、過去にお仕事を依頼してくださっている方もいるかもしれません。
「天職ではない」と書いていますが、もちろんお仕事は十二分に取り組んでいますし、一定のスキルは自負しています!ということだけ、ここに書いておきます。


【追記】
むかしの私と同じように「”書く”を続けるのがつらい」と悩んでいる方へ。

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