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「会社員をしながら、副業で取材ライターは無理なの?」2年半副業ライターをしてきた私の答え

私が共同運営している「#マーブルスクール」の卒業生の、こんなつぶやきを見かけた。

「会社員をしながら、副業で取材ライターは無理かも…」

そう思って、ライターの道を諦める人も少なくないと思う。

でも、私は声を大にして言いたい。

副業でも、会社員でも、取材ライターになれる。それはママ・パパでも、どこに住んでいても、いつでも、何歳でも。

実際に2年半ほど副業ライターとして、会社員と並行をして仕事をしてきた私が、副業ライターの夢の叶え方を綴っていきたい。

「仕事以外の時間も、仕事する」副業ライターのリアル

先の投稿でも書いてあった「本業があると、副業で取材ライターをするのは
難しい」というのは、半分は本当だと思う。

取材はビジネスタイム=平日の日中に行われることが多く、会社員と並行をすると、なかなか取材の時間が合わずに仕事を任せてもらえないケースも多い。

実際に、私は多数の応募があったとき、取材が必要な案件は「日中に取材ができる人」に優先的にお願いをすることが多いのは事実だ。

私が副業ライターをしていたときはどうしていたかというと、仕事以外の時間の多くを副業に使っていた。

  • 出勤前:ブログを書く・朝活コミュニティに参加

  • 昼休み:同僚とランチに行かない日は、ブログか記事の執筆

  • 仕事後:イベントレポートのためのイベント参加、もしくは執筆

  • 土日:どちらかは必ず仕事(執筆)

という感じだ。今考えれば、あまり休んでいなかった(若いってすごいな…)。当時は独学だったし、ブログも書きつつどんな案件もこなしていたので、今思えば非効率だったとは思う。

でも、当時は副業が楽しくて、がむしゃらに仕事をしていた記憶がある。

さらに、平日の日中に取材の依頼が入った時は、本業で重要な仕事がない限りは有休をつかって取材に行くこともあった。

「平日の日中は活動できない」制約がある人ができる“取材ライター”につながる仕事

と、なかなかマッチョな副業時代を送ってきたわけだが、平日の日中は活動できない、本業がある人でもできることはたくさんある。

  • 取材音源からの執筆をするライター

  • 仕事終わりに行けるイベントのレポート執筆

  • 土日のイベント取材(音楽やエンタメ系) etc.

など、いわゆる直接的な取材ライターの仕事でなくても、取材ライティングにつながる探せばいくらでもあるのだ。

取材音源からの執筆でも、プロの編集者・インタビューアーから学べることは多い。イベントのレポートや取材も“主体的に聞く”という行為がないだけで、ベースは取材と同じだ(むしろ速記のスキルが身に付く)。

副業ライターこそ、戦略が大事

「でも、本当にやりたい“取材ライター”はできなくない?」

きっと、フリーランスライターのように、平日に週に何本も取材をして、たくさんの記事をあげることはできないと思う。使えても月1回の有休で、1〜2本取材ができる程度だろう。

かけられる時間が限られている副業ライターだからこそ「やるべき仕事」を戦略的に選んでいくべきだ。

たとえば、取材ライターとして“ハク”がつく有名人の取材記事だけを受けてもいい。自分が得意なジャンルに特化してもいい。単価の高い案件に絞ってもいい。

そのために、先に挙げた「取材ライター以外の仕事」で、自分の価値とスキルを高める必要があるのではないか。

「急がば回れ」とはよく言ったもので、何事も”好きで楽なことだけをして最短ルートで行ける道”なんて存在しない。限られた時間の中で何を選ぶのかを、自分で決めていかねばならないのだ。

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