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ポチっとしてしまった「東京マラソン」

こんにちは!Ellyこと糀谷枝里(こうじたにえり)です!
今日、古い友人のSNSの投稿を見て、ついついポチってしまいました。

「東京マラソン2025」
一般エントリーが始まりました!!

\この内容を「音声」で楽しみたい方はこちら!/
「痩せないとわかっているのに、やってしまった!」

@Voicy(オンラインラジオ)

私の黒歴史的に「フルマラソン」やっては話は、YouTubeや書籍でもしていますね。以前、まだ太っていたころは「走ったらやせる!」と思っていたので、必死で走ってました。

毎朝45分くらい、週4〜5回。あまりにやりすぎて「大会」に出ないとカッコ悪すぎて出場していたのが「マラソン大会」。マラソンは「秋〜春」がシーズン。毎シーズン4回くらい出てたんですね。

はっきり言って、全くやせません!!


足はどんどん太くなるし、食欲増えるし、お酒の量も増えるし。
やせる要素はまったくありません。

「やせないんだったら、もう、二度とマラソン大会なんて出ないーーー!!!」


半ば怒りながら決意していたのに、もう二度と、走らないと決めたのに!!
ポチってしまいました。

だがしかし!!「東京マラソン」の一般エントリーの倍率は「12倍!!」
当たったら超ラッキー問題です!!

マラソン大会としては最大級!
東京の名所をまわり、ゴールが東京駅って、素晴らしすぎるコース!
本当に出場したい!!という方は、チャリティー申し込みなど、いろいろな手段があるのでHPをごらんくださいね。


ミッドタウン日比谷から。この道がコースってすごい。

「マラソン」に出たいと思った理由

以前「マラソン」をやっていた時の動機は「ダイエット」でした。
もっというと「フルマラソン走っててすごい人」に思われたかった!!

いや〜性格わるい(笑)
動機が不純すぎる。そりゃ、うまくいきませんよね。
しかし、目的(走ってやせる)は達成できなかったですが、意外な恩恵をいただきました。

\フルマラソンの経験です!/(どや!)
いや〜フルマラソンって、なかなか大プロジェクトなんです。

【42km走る練習】
月140km・週3〜4・月1で20km走

練習なしでは絶対走りきれない!
もっとやってる人もいっぱいいます。

【ギアを揃える】
シューズ(NIKe)
ランナー用腕時計(Garmin)
ウエア

大会当日の宿泊場所や、交通手段、飲みにいくところまで、けっこう緻密なを準備しました。なかなかの大プロジェクトなんです。


マラソンしていた頃のわたし。お腹も二の腕も太ももも・・・。


●読むだけ「フルマラソン」妄想してみて!

レース当日の様子を少しだけ語ろうと思います。むかし「名古屋ウィメンズマラソン」に出場したのことを思い出して書きますね。
私の「主観と妄想」をお楽しみください(笑)

■スタート

名古屋ウィメンズマラソンは「名古屋ドーム横(現バンテリンドーム・ナゴヤ)」がスタート&ゴールでした。
千人を超える人の中で、スタート地点に。
3月の寒空の中、コートなしで30分くらい待つんです。
体が寒い・・・早く走り始めないと凍える!!
その場で、ジャンプをしたり、屈伸したりしながら、待ちます。
ついにスタート!!
ここからは、きわめて「理性的」に走ります。

寒すぎて、ビニール袋をかぶっている参加者も(笑)

■スタート直後

1kmあたり5分50秒くらいを維持。ここからペース上げたくてもガマン。
体力は残しておこう。

■10km付近

え?息切れ早くないか?おいおい!今日、走り切れるのか!?
不安で頭がいっぱいに。
ただ、モクモク湧き出す「不安」にフォーカスすると、完全に心が折れるのはわかっている。
「できない不安」を無視して、冷静に沈着に。
ただただ前に進むだけを感じる。

■20km付近

「まだ半分なの!?」とか思っちゃダメ!!
しれ〜っと通り過ぎる。

なかなか勇気のいる写真ですんw

■25km付近

着地するたびに、足の痛みを感じる。
やっぱり、ここまでくると超キッツイ!!
「練習の最大距離=20km」を超えると、意識しなくてもキツさは感じてしまう。
しかし、冷静に、軽く屈伸をして、しれ〜っと走り出す。
そのうち走っている自分を俯瞰し始める。
「自分、修行しすぎじゃね?」だんだん笑えてくる。もはや修験道の境地。

■30km付近

そんな、妄想をしていると、30kmをすぎてくる。
体感的には、超絶しんどいんですが、あと10km!
そう思うと「ここでやめたらもったいないよね!」という感情が芽生えてくる。

都市部のマラソン大会は、沿道の声援が温かい。めちゃくちゃ背中を押してもらえる。
プラカードや旗、本当に元気をくれる。
沿道の声援が、私ひとりに向けられているかのごとく「天使の声援」に聞こえるのだ。

名古屋ウィメンズマラソンに出た時は、「私設エイド」でドリンクやご当地お菓子を出してくださっていて、めっちゃ助かった。

エイド(食料補給)で、「乾燥した小麦」には注意。
公式エイドで「菓子パン」があったのだが、口の中の水分がどんどん奪われる!

パンは、エイドであっても食べちゃダメ。

ただでさえ「口呼吸」になって、口が乾くのに、パンは正直ダークマターでした。

口の中カッピカピであと15km、けっこうしんどかった(笑)
しかも、ちょっとでも止まると、足が「子鹿のように震え出す。
休憩しすぎると、走れなくなるわけで、ささっとコースに戻る。

■40km付近

体も口も超絶キツイ中、応援の力に後押しされて、40kmまで進む!
沿道には、「おかりなさい!」と声援を送ってくれる方がたくさん!
ハイタッチをしながら走ります!。
はい、もう涙目です!!
あの時、応援してくれた「名古屋」のみなさん、ありがとう!


■そして、感動のゴール!!

うおーーーー!やりきったーーー!!
ひとりスポットライトを浴びているかのごとく、ガッツポーズをする。

なかなかゴージャスなゴール


名古屋ウィメンズマラソンは、「タキシードを来たイケメン」が「ティファニーのペンダント」を持って出迎えてくれる!
すごい演出!!

どんどんゴールしてくるので、長時間たたずんでいられない。
3秒くらい感激にひたって、コースに一礼。

「ありがとうごじゃいましたぁぁぁ!(涙)」

42.195km、4時間15分の旅が終了。

涙目になりながら、名古屋ドームの控えスペースに退散。
一度たち止まると、子鹿のようにふるえる足。

それも、なんだかかわいくて微笑ましい。

こんな体験、フルマラソンにでないと体験できない!
すごく貴重な時間でした。

完走賞のティファニー。毎年大会の前日にデザインは発表される



子鹿足でたどりついた「ビール」は、金の美酒。
口に泡いっぱいつけて、「あああああー!」と喜びの声をあげたのでした。

とここまで、感動のフルマラソンレースを振り返ってみました。
なんと美しいストーリー!!

マラソンの大きな落とし穴

しかし、ここには大きな落とし穴があります。

「1kgもやせません!」

計測上では、フルマラソン3500kcal以上、消費しているはず。。。でも、体重は1.5kg増、体型も太くなってます(笑)

筋肉の使いすぎ&ゴール後のビールで、足がむくむく!
ていうか、消費されたカロリーって、どっから来たの!?わけわからん!

もともと、「ダイエット」が目的の私には、信じがたい結果でした。
こうして私の「フルマラソン」は黒歴史となり、封印されたのです。。。

黒歴史」が「白歴史」にかわる体験

あれから7年。
ダイエットを「養生」で達成した私は、あの「マラソン黒歴史」を開くときがやってきます。

YouTube、書籍の執筆。正直マラソンのようにツラい。

とくにYouTubeの更新は、「体力とメンタルとの戦い」です。
そんなツラいとき「あのマラソンより、マシか。」と思えるようになった。

書籍の執筆のときも、原稿の締め切りを「ゴール」と例えたら、今は20km付近だな。
ここは「無感情しれ〜っと戦略」を行使しよう!!
たんたんと書き進めた方が吉。となったわけです。

フルマラソンで学んだこと
・いきなりできない。練習が大事
・ギア(シューズ・ウエア)はしっかり選ぼう
・やり切るには「困難」がつきものだと覚悟する
・つらいときは、しれ〜っとやり過ごす
・困難には感情より、理性で立ち向かう
・それでもつらいときは、周りの人に応援してもらう
・経験こそが、最大の宝

「やせる目的」は達成できませんでしたが、人生にとっての学びが深すぎました。
「ダイエットの黒歴史」が「人生の白歴史」を育てたといっても過言ではないと思います。

フルマラソンの後、トライアスロンにも挑戦しましたが、命の危険を感じて撤退したのは秘密です(笑)
今は、もっぱら登山ですが、また原点のフルマラソンをやるのもいいかも!?と思いはじめました。

何度も言いますが「フルマラソンではやせません。」
そして「東京マラソン」平均倍率12倍(笑)すごーーー!
当たったらラッキーってことで、他にもエントリーしてみようと思います!!

【今エントリーできるマラソン大会はこちら】マラソン大会2024〜2025


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