20歳の自分から30歳の自分への手紙。

わたし、大学2年生のとき、ハタチの誕生日の前日に、20歳の自分から30歳の自分に向けて手紙を書いたんです。

今から思えば、一番輝いていてもいいはずの大学2年生ピチピチのときに何をおもってそんなしみったれたことをしていたのか、本当に私っていう人は、自分でも不思議です。

でもなんか、昔っからそういう、若さのないこととか、感傷的なこととか、好きだったので仕方ないです。

幼少期は子供より大人が周りにおおかったのでね。精神年齢がBBAなんですよ。笑

その手紙が今どこにあるのか忘れちゃったし(それじゃあ30歳になったときに開封できないやん…たぶん実家のどこかにあるはず。)、内容も全部は覚えてないけど、

あれから5年近くが経った今、あの時の自分が思い描いていた未来とはおおよそ似ても似つかない今を、私は生きているなあ、と。

あの時はまだ大学生で、将来の夢もなーんもなかったし、日々が楽しいっちゃ楽しかったけど、埋まらない孤独や不安みたいなものがあって(要は中2から成長していない)なんとなくそんな当時の心境を書いていた気がするんだよね。

あれから5年経って、まさか今の就職先で仕事をしているとも思わなかったし

あれからいろんな恋愛経験を積むことになるとも思わなかったし

ほんとに人生いろんなことがあるなあ、と。

でも確実に言えるのは、あの頃の自分が思い描いていた将来の自分より、今、5年後を生きている自分は、確実に幸せだということ。

自分の想像の先を行く感じね。

ほんとにね、これだけは自信をもって言えるんだよね。

就職して、自分が本当にやりたいことってなんなのか、っていう、ずっと、それこそ人生の大半の期間避け続けてきた問いに向き合ったからこそ、こうやって言葉で何かを発信したり、ピアノを習い始めたりできたわけで、今思えばこれがものすごく大きかったかなあ。

好きなことってさ、ほんとに、やってて苦にならないんだよね。

私にとって書くこととか人の相談に乗ることがまさにそれで…お金払ってでもやりたいとおもえることで、お金をもらって仕事ができたら、それが一番幸せだよね。(好きじゃなきゃ毎日ブログの更新とか絶対にできないからw)

それも含めて、あの頃想像していたより幸せな今を生きている私は、5年後、30歳を迎えるときも、きっと、今の私が想像するよりも幸せな人生を生きているんだと思う。

人生において、過去を振り返ってあの頃の方が幸せって思うことを、私は絶対にしたくないんだよね。

なんというか、もし、過去を振り返ってあの頃に戻りたいと思うなら、それは自分が、今の自分を幸せにすることをさぼっている証拠でしかないと思う

だから、今後50年とか経って、若さという価値を失ったとしても、違う魅力を持ち続けた人でありたいし、なにより、今の私が一番幸せと自信をもって言える私でありたい

今のところ、20歳の自分より、今の自分の方が圧倒的に幸せなので、そこらへんは順調にクリアできてきたみたいです。

結局、自分の本心にいかに忠実に生きるか、生きられる環境や場所を得るか、がカギだったように思う

世間体のいい職業とか結婚相手とか選んだところで、自分が心から幸せじゃなきゃ全く満たされないしね。

これからの5年は、今まで以上に、もっともっと、自分の本心を大事に生きていきたい

過去の私にはごめんねと言いたい

あなたは親のために生きているわけではないので

そんなの無視して好きに生きればいいんだよ

そのかわり、自分が本当に好きなことを全力で見つめてほしい

ああ、自分を大事にするってこういうことか。

去年の夏、あの出会いがなければ、そして、それを機にブログをはじめなかったら、そんなことに今も気づけなかったと思う

そういう意味では、辛いこともあったけど、本当にこのチャンスには感謝しかない

私が私を取り戻すことを教えてくれた多くの人に、心からありがとうと伝えたい

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